クマ対策「観光ピクトグラム」観光庁が活用呼びかけ、多言語での情報発信推進へ

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観光庁は環境省と連携し、クマ対策に関する新たな「観光ピクトグラム」を作成しました。

近年、山野だけでなく登山道や観光地でもクマの出没・被害が相次いでいる状況を踏まえ、訪日外国人旅行者を含む登山客に対して情報発信を行います。

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観光庁、クマ対策の「観光ピクトグラム」作成

近年は、従来の生息域だけでなく登山道や観光地などでもクマによる被害が発生しています。こうした状況を踏まえ、政府が11月14日に決定した「クマ被害対策パッケージ」においても、インバウンドを含めた登山客らへの多言語による情報発信の重要性が盛り込まれています。

これを受け、観光庁は外国人観光客にも直感的に伝わるピクトグラムを整備し、地域での安全対策を支援する方針を示しました。観光庁が新たに作成したクマ対策の観光ピクトグラムでは、餌やりやゴミ放置の禁止に加え、クマに接近しないといった注意事項も図記号で分かりやすく表現しています。

ピクトグラムは観光庁のホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_00029.html)からダウンロードでき、各地域での積極的な活用を呼びかけています。

令和7年度補正予算で「情報発信のデジタル化」も支援

また、観光庁は「地方誘客促進に向けたインバウンド安全・安心対策事業(令和7年度補正予算事業)」において、クマ出没情報の多言語発信に向けた環境整備支援も実施する予定です。観光ピクトグラムを活用した看板の整備と合わせ、情報発信のデジタル化も支援することで、より実効性の高い安全対策を地域に促していく構えです。

アドベンチャートラベルへの注目が高まるなか、訪日客が安心して日本の自然を堪能できる環境整備は、今後の地方誘客を左右する重要な要素となりそうです。

関連記事:観光庁、補正予算で225億円計上 オーバーツーリズム対策・地方誘客による需要分散に注力

▲観光庁:クマ対策の「観光ピクトグラム」
▲観光庁:クマ対策の「観光ピクトグラム」

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<参照>

観光庁:クマ対策の「観光ピクトグラム」を新たに作成しました~インバウンドを含めた登山客等への多言語による情報発信に向けて~

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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