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    • 海外旅行の競合はEU各国・タイなど
    • ハイシーズンは春と秋の2回
    • 観光目的では長期滞在する訪日ドイツ人が多数

インバウンドにおけるドイツ市場の特徴とは

コロナ前の2019年の訪日ドイツ人数は約23万7,000人でした。コロナ後は順調に回復しており、2023年にはその値に迫る約23万3,000人となりました。2023年、訪日ドイツ人は一人あたり30万3,971円を訪日旅行時に使っています。2023年第3四半期(7〜9月期)に訪日したドイツ人を年齢・性別ごとに見てみると、男女ともに20代が最も大きな割合を占めています。

また、訪日ドイツ人のインバウンド市場で特筆すべき点は「海外旅行の競合はEU各国・タイなど」「ハイシーズンは3月、4月と10月」「観光目的では長期滞在が多数」の3つです。それぞれ詳しく解説していきます。

訪日ドイツ人インバウンド市場、3つの特徴を解説

1. 海外旅行の競合はEU各国・タイなど

ドイツ人のアウトバウンド傾向をみると、人気の旅行先上位5か国は、EU圏の国と、アジア・ヨーロッパにまたがる国であるトルコとなっており、比較的近隣の国を選択していることがわかります。日本については「極東の国」という印象が強く、年齢が上がるほど海外旅行先としては「遠すぎる」と考える人が多いようです。

一方、日本と同じアジア圏の旅行先として根強い人気を持つのがタイです。ドイツ人は、休暇の時期にはビーチでゆっくりしたいと考える人が多く、ビーチが有名なタイは人気があります。なお、ドイツからタイまでのフライト時間は日本までとほぼ変わらないため、時間距離の長さは本質的な問題ではないのかもしれません。

こうした中で海外旅行先としての日本の存在感を増していくためには、日本固有の自然・文化・食事などを前面に出したプロモーションを推進し「遠くても行きたい」と思ってもらうことが重要です。それに加えて、様々な観光施設で多言語・多文化対応を進めることで「外国人が過ごしやすい」国であるという印象を作っていくことも必要になりそうです。

2. ハイシーズンは春と秋の2回

コロナ前の2019年までの傾向では、訪日ドイツ人の人気を集めたのは、3~4月を中心とする春季、および10月を中心とする秋季でした。その前後の時期には訪問数の落ち込みが見られることから、「日本の過ごしやすい気候の時期」を好んで訪れているといえます。2023年もおおむね同じような傾向となりました。

訪日ドイツ人に向けた施策を打つ場合には、年間に2回、訪問数のピークが来ることを念頭に置いておくとよいでしょう。

3. 観光目的では長期滞在する訪日ドイツ人が多数

2023年第3四半期のデータでは、観光・レジャー目的で訪日したドイツ人のうち、滞在日数が1週間未満であった人の割合はわずか5%ほどでした。1~3週間程度、もしくはそれより長期の滞在をする人の割合が高く、滞在期間は平均的に長いといえます。

長い滞在期間の中で、宿泊費や飲食費だけでなく、娯楽・サービス費にも多く出費してもらうために、高付加価値・高単価なコンテンツを用意できるかがカギとなりそうです。

この続きから読める内容

  • ドイツ人の特徴
  • ドイツ人の性格・国民性
  • ドイツ人と接するうえで気を付けておきたいマナー
  • ドイツ人の親日度・日本語学習者数
  • ドイツ人のスマホ事情:人気の機種やSNSは?
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