これだけは知っておくべき訪日スウェーデン人 3つのポイント

  • 訪日数は北欧圏で最も多い
  • コロナ後は標準的なペースで回復
  • 春季と秋季に訪問数が増加

スウェーデンに関連するインバウンド年表

1868年日本とスウェーデン王国の国交が樹立
2018年訪日スウェーデン人数が史上最多となる5.3万人を達成

スウェーデン基本データ

人口約1,048万人
面積約45万平方キロメートル
首都ストックホルム
宗教福音ルーテル派など
公用語スウェーデン語
時差UTC+1(-8時間)
通貨スウェーデン・クローナ
名目GDP約6,274億米ドル
経済成長率-4.80%
一人当たりGDP約6万29米ドル
平均月収2,555.47ドル
物価(ビッグマック)5.59米ドル
(参照)THE WORLD BANK Population, total、United Nations National Accounts - Analysis of Main Aggregates (AMA)、外務省 国・地域基礎データ、Numbeo Rankings by Country of Average Monthly Net Salary(After Tax)(Salaries And Financing)、The Economist The Big Mac index

スウェーデン市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2022年):訪日スウェーデン人は何人来ているのか

コロナ前の2019年までは、訪日スウェーデン人客数は5年連続で増加し、ピークとなった2019年には5万3,836人を記録しました。一方コロナ後の2022年は7,900人と、北欧圏からの訪日客の中では標準的なペースで回復しています。

月別訪日外客数:訪日スウェーデン人に人気なのは何月?

コロナ前の2019年までの傾向では、訪日スウェーデン人が増加するのは4月を中心とした春季、および10月を中心とした秋季でした。気温が上がる8月は減少する傾向にあることから、過ごしやすい気温の時期を狙って訪日するスウェーデン人が多いといえそうです。

スウェーデン市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

スウェーデン人の海外旅行者数の推移(2012年~2020年):スウェーデン人の海外旅行需要は?

コロナ前、スウェーデン人の外国旅行者数はおおむね増加傾向にあり、ピークであった2017年には2,000万人を記録しました。しかし2020年には、パンデミックの影響を受け423万人まで急減しました。

スウェーデンで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位スペイン2,244,672人(2017年)
2位デンマーク1,571,598人(2018年)
3位ドイツ982,237人(2019年)
4位英国818,711人(2016年)
5位フランス723,628人(2016年)
(参照)日本政府観光局(JNTO) 訪日旅行データハンドブック 2022年より

スウェーデン人に人気の外国旅行先はスペインで、デンマーク、ドイツ、英国、フランスが続いています。いずれも同じ欧州で比較的近隣にあるため、多くのスウェーデン人が渡航しているようです。東アジアでは中国が21番目に位置しているのに対し、日本は30番目にとどまっています。