インバウンド消費2兆円超えを達成 中国人の「爆買い」話題になった2014年インバウンド市場
春節・国慶節(中国の旧正月・建国記念日)に見られた訪日中国人の大量消費行動「爆買い」がメディアを騒がせ始めた2014年のインバウンド市場は、初の 2兆円超え を達成しました。この背景にあったのはアベノミクスによる大幅な円安で、「中国で購入するより4割ほど安い」と高級品や「神薬12(日本旅行したら絶対に買うべき12の医療品 中国SNSで流行)」を中心に爆買いが続きました。
2013年のタイ・マレーシアに続き、インドネシア、フィリピン、インドネシア向け 数次ビザ大幅緩和 するなどビザ緩和戦略や、 「爆買い」 の影響もあり多言語化・Wi-Fi・ATM両替などのインバウンド受け入れ体制が本格化した2014年。そのインバウンド市場のトレンドはどのようなものだったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
2014年のインバウンドデータ
項目 | 数値 |
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訪日外国人数 | 13,413,467人 |
外国人延べ宿泊数 | 44,824,600人泊 |
外国人実宿泊者数 | 28,486,500人 |
インバウンド消費額 | 2,027,774,842,312円 |
インバウンド消費額(億) | 2兆0,278億 |
他の年のインバウンドデータを時系列・トレンドで見る
2014年のインバウンド需要データ(訪日外国人観光客数)国別推移
2014年インバウンド宿泊データ(宿泊旅行統計調査)の地域別 国比率
2014年のインバウンド消費データ(訪日外国人消費動向)国別推移
2014年のインバウンドデータサマリー
訪日外客数 | 外国人延べ宿泊者数 | 外国人実宿泊者数 | 訪日外国人旅行消費額 | |
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2014年1月 | 944,009人 | 2,854,690人泊 | 1,801,790人 | 4,298億 |
2014年2月 | 880,020人 | 3,079,550人泊 | 1,998,160人 | |
2014年3月 | 1,050,559人 | 3,250,640人泊 | 2,081,790人 | |
2014年4月 | 1,231,471人 | 4,517,780人泊 | 2,875,130人 | 4,870億 |
2014年5月 | 1,097,211人 | 3,708,930人泊 | 2,411,800人 | |
2014年6月 | 1,055,273人 | 3,517,010人泊 | 2,252,190人 | |
2014年7月 | 1,270,048人 | 4,305,400人泊 | 2,712,280人 | 5,505億 |
2014年8月 | 1,109,569人 | 3,782,860人泊 | 2,375,260人 | |
2014年9月 | 1,099,102人 | 3,397,180人泊 | 2,123,880人 | |
2014年10月 | 1,271,705人 | 4,373,100人泊 | 2,750,150人 | 5,605億 |
2014年11月 | 1,168,427人 | 3,915,190人泊 | 2,520,960人 | |
2014年12月 | 1,236,073人 | 4,122,270人泊 | 2,583,090人 |
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時系列・トレンドで見るインバウンドデータ
インバウンド対策において時系列でトレンドを抑えることは非常に重要です。2015年から2016年にかけての「爆買いの最盛〜コト消費化」でもわかるように、インバウンド市場の動向は短スパンで激変するためです。訪日外客数(需要)・宿泊数・消費 の3軸を年月別に追っていくことで、これらのインバウンドトレンドを掴むことができます。詳しく見ていきましょう。
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インバウンド需要データ(訪日外国人観光客数)
政府も「2020年に4000万人」と目標を立てているように、インバウンドの対策をしていく上で、どの国籍をターゲットにしていくのか、その施策によって何人ぐらいの訪日客を誘致・集客するのかなど、施策や目標の決定において最重要データとなるのがインバウンド需要、つまり訪日外客数です。この訪日外客数について、年月別・国籍別に詳しく見ていきましょう。
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インバウンド宿泊データ(宿泊旅行統計調査)
インバウンドの宿泊に関するデータは、特に地方において非常に重要になるデータです。なぜならば、地方の場合都市部と違って、単に訪問してもらうだけでなく宿泊してもらわなければ、実際にインバウンド消費が落ちづらいためです。インバウンドによる地方創生の最重要指標、外国人述べ宿泊人泊数や実宿泊者数を年月別・国籍別・地域別・宿泊施設タイプ別にくわしく見ていきましょう。
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インバウンド消費データ(訪日外国人消費動向)
インバウンド対策においては国籍別のターゲティングは基礎的な戦略です。特に小売店やホテル、旅館などではどの国の訪日外国人がどれくらい消費してくれる可能性があるかを把握することは非常に重要です。その把握に役立つのがインバウンド消費データです。インバウンド消費について年月別・国籍別・費目別に詳しく見ていきましょう。
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インバウンド出入国データ(空港/湾港別出入国外国人)
インバウンドの玄関口となる空港や港湾(船の港)。その訪日外国人利用者数、つまり入国・出国手続きをした外国人数は、近年ではアジア圏を中心に関西空港の利用者数も飛躍的に伸びてきており、成田空港の1強という状況ではありません。また、LCCをはじめとした国際線直行便が地方空港でも就航が増えてきています。これら、インバウンド出入国データを詳しく見てみましょう。
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インバウンドランキング
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