東京オリンピック招致決定で「おもてなし」が話題に ついに外客数1000万人突破した2013年のインバウンド市場
中国市場では2012年に発生した尖閣諸島問題を夏まで引きずったものの、タイ・マレーシア向けにビザ緩和したことなどが功を奏し、ついに 訪日外客数1,000万人 の大台を突破した2013年。アベノミクス効果で歴史的な円高が解消されたことも、訪日旅行しやすい状況を作り出しました。
9月には 東京オリンピックの開催が決定 、招致スピーチでの 「おもてなし」 が話題になり、インバウンド市場が盛り上がりを見せ始めたのもこの年です。一方で、東日本大震災の 放射能汚染水風評被害 がいまだ続き苦戦も強いられた2013年。そのインバウンド市場のトレンドはどのようなものだったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
2013年のインバウンドデータ
項目 | 数値 |
---|---|
訪日外国人数 | 10,363,904人 |
外国人延べ宿泊数 | 33,495,730人泊 |
外国人実宿泊者数 | 21,045,530人 |
インバウンド消費額 | 1,416,674,537,343円 |
インバウンド消費額(億) | 1兆4,167億 |
他の年のインバウンドデータを時系列・トレンドで見る
2013年のインバウンド需要データ(訪日外国人観光客数)国別推移
2013年インバウンド宿泊データ(宿泊旅行統計調査)の地域別 国比率
2013年のインバウンド消費データ(訪日外国人消費動向)国別推移
2013年のインバウンドデータサマリー
訪日外客数 | 外国人延べ宿泊者数 | 外国人実宿泊者数 | 訪日外国人旅行消費額 | |
---|---|---|---|---|
2013年1月 | 668,610人 | 1,893,680人泊 | 1,115,290人 | 2,894億 |
2013年2月 | 729,460人 | 2,277,210人泊 | 1,386,030人 | |
2013年3月 | 857,024人 | 2,523,340人泊 | 1,516,680人 | |
2013年4月 | 923,017人 | 3,206,830人泊 | 2,031,340人 | 3,675億 |
2013年5月 | 875,408人 | 2,787,970人泊 | 1,792,510人 | |
2013年6月 | 901,066人 | 2,872,920人泊 | 1,803,090人 | |
2013年7月 | 1,003,032人 | 3,353,950人泊 | 2,123,360人 | 3,899億 |
2013年8月 | 906,379人 | 3,112,040人泊 | 1,969,660人 | |
2013年9月 | 866,966人 | 2,712,390人泊 | 1,703,610人 | |
2013年10月 | 928,560人 | 3,171,850人泊 | 2,030,820人 | 3,698億 |
2013年11月 | 839,891人 | 2,844,170人泊 | 1,817,800人 | |
2013年12月 | 864,491人 | 2,739,370人泊 | 1,755,350人 |