【39万再生】外国人は3.11被災地に何を想う…人気Youtuberの被災地応援動画が海外で話題に

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

宮城県仙台市泉区に本社がある株式会社ライフブリッジはインバウンド事業、訪日外国人観光客の誘客に関するコンサルティング、翻訳事業などを行っています。また同社は 人気Youtuberと一緒に観光事業施設をプロモーションするYoutuber事業 も行っています。このほど同社では2018/02/01に「What Happened In Japan After The Tsunami?」と題して、東日本大震災で被災した地元住民や企業の現在の姿、復興に取り組む姿を取材したビデオを公開。2018年3月末の時点で39万回以上再生される人気動画となっています。こうした復興の様子、訪日外国人の目線からはどのように見えているのかといった点をご紹介しましょう。

訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果的なインバウンドプロモーションの資料を無料でダウンロードする

「インバウンド動画プロモーション」の資料を無料でダウンロードする

「インフルエンサープロモーション」の資料を無料でダウンロードする

「SNSプロモーション」の資料を無料でダウンロードする

「インバウンドメディア」の資料を無料でダウンロードする

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

イギリス人気Youtuber クリストファーさんの「What Happened In Japan After The Tsunami?」

動画でメインキャスターを務めるのはイギリス人Youtuberのクリストファーさん。彼は「Abroad in Japan」というチャンネルを持っており、チャンネル登録者数787,361人で、2012年4月から日本に住むイギリス人の目線で見た日本の姿を動画にして紹介しています。動画は冒頭、東日本大震災で大きな被害を受けた女川町から始まります。解説によると震災当時、最大15mの津波は女川町の70%の建物を破壊し、人口の10%にあたる827名の生命を奪いました。

女川町の起業家誘致の仕掛け

動画では冒頭にネジや接着剤を一切使用せず、神社仏閣と同様に木材の組み合わせだけで高級ギターを製作する「ケストレル(ギター)」、ダンボール加工業者の今野梱包(こんぽう)が手がけた、ランボルギーニ社の許可を得てダンボールで製作された「ダンボルギーニ」などが登場。これは 被災した女川町の再生計画である「女川町まちなか再生計画」に基づく仕掛けの1つ です。

Youtube「What Happened In Japan After The Tsunami?」より

Youtube「What Happened In Japan After The Tsunami?」より

女川町では、女川町復興計画(案)及び女川町中心部・土地利用計画(案)に基づき、安全な高台に住宅地を整備、まちの中心部に公共施設、商業施設、観光施設等を集約。幹線交通軸を中核に地区連携を図り、コンパクトな市街地形成を目指してきました。まちの中枢を担う「にぎわい拠点」はJR女川駅を中心に、まちのシンボル軸となるプロムナード沿道に商業施設等の集積を図り、町内外から、国内外から様々な人が訪れ、交流が出来る場所として整備しており、ここにIターン、Uターン、Jターン者を誘致してきました。

東北地域以外の国内外からも様々な復興の手が差し伸べられた

動画の中盤では甚大な被害を受けた気仙沼にある、俳優の渡辺謙がプロデュースしたカフェ(K-port)を訪れます。この店舗は震災直後から気仙沼を訪れていた渡辺謙が、どうしたら地元の人のためになるかを考え、親交の深かった酒屋、魚屋、カフェの母体となるコーヒーショップのマネージャーと共に作りあげました。

Youtube「What Happened In Japan After The Tsunami?」より

Youtube「What Happened In Japan After The Tsunami?」より

なお、店舗には世界中を飛びまわっている渡辺謙から、毎朝手書きのメッセージがFAXで届くといいます。またJET(外国青年承知事業)で東北で英語を教えていたアメリカ人のニッシャン・アヌさんの場合は、一度アメリカに帰国した後、気仙沼の人々の暖かさに触れたことで気仙沼に戻り、現在は観光協会で働いています。

復興のシンボルとなった民宿「つなかん」

動画では、復興のシンボルとして民宿「つなかん」を紹介しています。「つなかん」は2011年の津波で完全に倒壊しましたが、その後数m上に「唐桑御殿つなかん」として2012年に再オープン。名物女将である菅野一代さんのキャラクターと共に多くの人に親しまれている民宿です。なお、「つなかん」は2015年にJapan Guideから「Best Hidden Beauty of Japan」を受賞しています。

Youtube「What Happened In Japan After The Tsunami?」より

Youtube「What Happened In Japan After The Tsunami?」より

「つなかん」は唐桑半島の海辺という立地を活かし、とれたての牡蠣やほたて、新鮮な海の幸を中心とした料理、感動的なホスピタリティーで多くのゲストから「また来たい!」「一代さんに会いたい!」という声が届いているそうです。動画の最後にクリストファーさんは「東北はどんなに苦しい時であっても、人間はそれを乗り越える事が出来るという事を示すシンボルである」と語ります。

世界中から賞賛のコメントが相次ぐ

今回の動画は時間としては長めの18分というサイズです。通常、この長さの動画は視聴者が飽きてしまい、コメントを書かずに動画を去ってしまうケースが多いですが、この動画では2018年3月末の時点で3,500件以上のコメントがついています。「クリスの動画の中で最高の出来!」「また東北に訪れたくなった。ありがとう!」「もし可能なら東北に訪れて一代さんをハグしたい」「震災の後にも続いた悲劇の後でも笑顔を絶やさない一代さんの勇気から多くを学んだ。」といった賞賛のコメントが相次いで寄せられています。

訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果的なインバウンドプロモーションの資料を無料でダウンロードする

「インバウンド動画プロモーション」の資料を無料でダウンロードする

「インフルエンサープロモーション」の資料を無料でダウンロードする

「SNSプロモーション」の資料を無料でダウンロードする

「インバウンドメディア」の資料を無料でダウンロードする

<参考>

中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】

短時間でインバウンドが学べる「訪日ラボ トレンドLIVE!」シリーズの第6弾を今月も開催します!訪日ラボとして取材や情報収集を行う中で、「これだけは把握しておきたい」という情報をまとめてお伝えするセミナーとなっています。

今年も残りわずかとなりましたが、インバウンド需要はまだまだ好調をキープしている状況です。来年の春節や桜シーズンなど、訪日客が集まる時期に向けて対策を練っていきたいという方も多いでしょう。

今回もインバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が、10〜11月のインバウンドトレンド情報についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】

【インバウンド情報まとめ 2024年11月前編】UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、主に11月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに