バスの利用者は増えているものの、ICカードの普及率は低い
2018年11月30日、西日本鉄道株式会社は、訪日外国人専用のICカードnimoca「Passccha Kitakyushu(パスっちゃ北九州)」(以下、同カード)を、2018年12月1日(土)から北九州市で販売開始すると発表しました。
同市は、過去5年間で訪日外国人数が約5倍に増加し、2018年10月には北九州空港と台北の直通路線が就航しており、今後も訪日外国人数が増加すると見込まれます。
また、九州のバス乗り放題乗車券「SUNQパス」や、2018年4月より販売開始した「北九州都市圏一日フリー乗車券(韓国版)」の利用者は順調に増加し、バス利用の需要が増えている一方で、ICカードの普及率が低く、現金払いの乗客が多いため、両替や支払いの手間がかかるという課題があります。

「パスっちゃ北九州」の概要
同カードの利用を促進することで、訪日外国人のスムーズで快適な移動をサポートするとともに、利用実績から訪日外国人の動向やニーズを把握することで、さらなるサービスの向上に努めるとのことです。
同カードは、同市出身の松本零士先生の作品で、海外でも人気の高い「銀河鉄道999」のオリジナルデザインで、同市への来訪記念となります。
なお、同カードの販売対象者は訪日外国人で、販売の際にはパスポートを確認する必要があり、販売価格は税込2,000円(利用可能金額800円、カード代金1,200円)で、限定500枚を小倉駅バスセンターと砂津定期券発売所の2箇所で販売します。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
西鉄 ニュースリリース
http://www.nishitetsu.co.jp/release/2018/18_132.pdf
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