JNTO「訪日外来人数」調査によると、2018年は初めて3,000万人を超え、今年はさらに増えると予想されています。今年開催のラグビーW杯と来年開催の東京オリンピックの影響で、インバウンドが急速に増えています。そんな中、急増する訪日外国人に対する企業の受入れ体制について問題視されています。
懸念されている問題の1つに、外国語の問合せに対する企業の対応が挙げられます。接客業のホテル・飲食・小売などは、特に問合せの件数が増加すると考えられています。今回は、外国語の問合せに対応できる多言語カスタマーサポートのおすすめサービスを紹介します。
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多言語カスタマーサポートの目的は?海外からロイヤルカスタマーの確保
訪日外国人観光客が増えるにしたがって対応の必要が増えてくるのが、外国語での問い合わせです。自身のビジネスにせっかく問い合わせをしてきてくれる訪日観光客というのは、それだけサービスのロイヤルカスタマーになってくれる可能性が高いですので、しっかりとした対応が必要になってきます。
こうした多言語カスタマーサポートを選ぶポイントは、どの言語に対応しているのか?またその対応手法やサービス時間、どのような分野を得意としており、過去の実績などがどうなっているのかという部分です。
【おすすめ】多言語カスタマーサポートサービス特集!
「訪日ラボ」にて提供している「2019年上半期最新版インバウンド業界カオスマップ」から多言語カスタマーサポートを棚卸しし、おすすめの多言語カスタマーサポートサービスを5つ紹介します。
1.多言語カスタマーサポートサービス(Voyagin)
自社で訪日外国人ゲストの対応を多言語で行うとなると、人件費や手間などで大変です。こうした際にVoyaginの多言語カスタマーサポートサービスがおすすめ。
Voyaginの多言語カスタマーサポートサービスは、365日年中無休で日本語・英語・中国語に対応です。さらにフランス語・インドネシア語・韓国語にも対応でき、拡充したサービスになっています。
2.多言語カスタマーサポート(ランゲージワン株式会社)
観光庁の発表によると2018年の訪日外国人は3000万人を超え、2020年に4000万人、2030年には6000万人という目標も現実味をおびています。増加する訪日外国人に対して、これまでの画一的なお客様対応では対応しきれない状況もでてきております。
ランゲージワンのカスタマー対応サービスは、顧客の外国人とのコミュニケーションをトータルでサポートし、顧客ビジネスの売上拡大に貢献します。
3.テレビde通訳
株式会社ポリグロットリンクの「テレビde通訳」は、外国人のお客様への接客時に、タブレット画面を通して、通訳オペレーターがリアルタイムに通訳。ネットを介して、いつでも・どこでも、必要なときに・必要なだけご利用可能な、オンデマンド型次世代通訳サービスです。
iOS端末(iPad、iPhone)、android端末に対応、Wi-Fi、4G回線を通じて世界中どこでも利用可能、アプリのインストール不要。サービスサイトにアクセスして、2クリックの簡単操作でオペレータに接続など利便性の高いサービスです。
4.宿泊施設の予約受付業務代行
長時間の予約受付時間、ネット、メール、電話等複数チャネルからの連絡、度重なる変更等、宿泊施設の予約受付業務は多忙を極めます。それに加え、最近は訪日客の増加で英語でも対応しなければなりません。
株式会社サンメックは、過去数十年に渡り、数々の顧客の宿泊予約の代行業務を請け負ってきました。旅館スタッフは、手間な予約業務を省けるため、現場の「おもてなし」に集中でき、コスト削減だけでなく、顧客サービスの向上まで図っています。また、株式会社サンメックのバイリンガル日本人スタッフは、親切・丁寧に日本文化を説明するため、海外のお客様にも高い評価を受けています。
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温泉旅館・宿泊施設の予約・問合せ受付業務請負(ネット・電話・メール対応)の詳細はこちら5.ili インバウンド
「iliインバウンド」は接客用オフライン翻訳機「iliPRO」、「iliクラウド」、「電話通訳」を提供するサービスです。接客用に特化した第2世代の翻訳エンジンを搭載し、一般業務から接客業務まで、訪日外国人と対応する事業者をしっかりとサポートします。訪日外国人旅行者(インバウンド)向けの法人・団体および個人事業主を対象にした多言語支援サービスです。
「iliPRO」はインターネットに繋ぐ必要がないから、通信費用がかからず、現場での接客スピードに耐えられる0.2秒のレスポンス速度、必要な時にパッと出して使える1秒の高速起動を実現しました。訪日外国人に接客時に手間取る事なく、誰でも使えるのが特徴です。「iliクラウド」を利用すれば、「iliPRO」とPCをUSBでつなぎ、インターネット接続をしてクラウドから機能追加が可能です。さらに、15言語対応の電話通訳が全プランで使用できます。本当に困ったトラブルの時は電話でプロの通訳者がサポートします。
まとめ:多言語カスタマーサポートのサービスを活用して、海外からロイヤルカスタマーを確保しましょう。
今年開催のラグビーW杯と来年開催の東京オリンピックに向けて、今年はインバウンドが急速に増えると考えられています。訪日外国人観光客が増えるにしたがって対応の必要が増えてくるのが、外国語での問い合わせです。
自社のビジネスにせっかく問合せしてきた訪日観光客は、それだけサービスのロイヤルカスタマーになる可能性が高いので、しっかりと対応する必要あります。そのために、「多言語カスタマーサポート」サービスを活用して海外からロイヤルカスタマーを確保しましょう。
【6/4開催】2026年、免税制度が変わる。インバウンド市場と制度改正について解説!
訪日外国人観光客の急回復により、インバウンド市場は再び活況を取り戻しつつあります。
一方で、2026年には日本の免税制度に大きな改正が予定されており、既に免税対応をしている小売事業者にとっても再対応が求められます。
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2026年のインバウンド対策に向けて有益な内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド市場の最新動向がわかる!
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詳しくはこちらをご覧ください。
→2026年、免税制度が変わる。インバウンド市場と制度改正について解説!
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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