口コミサイトYelpは2014年4月に日本でのサービス提供を開始しました。
アメリカのサンフランシスコからスタートしたYelpは現在、世界中のユーザーは1億人以上にも登ります。
日本で口コミサイトといえば食べログなどがよく知られていますが、Yelpは食べログとは異なる特徴を持ち、インバウンド対策にも生かしやすいサービスです。
今回は、Yelpとはどのような口コミサイトなのか、Yelpを活用したインバウンド対策とはどのようなものなのか詳しく解説します。
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Yelp(イェルプ)とは?ユーザー1億人の口コミサイト
Yelpとは、世界最大のローカルビジネスの口コミサービスです。ローカルビジネスとは、オンラインではなく実店舗で商品を販売したりサービスを提供したりするビジネスを意味します。Yelpはレストランや美容室、歯医者や病院などさまざまなローカルビジネスを網羅しています。
2004年にアメリカのレビューサイトであるYelpが開設されてから、約1億8,400万件にも及ぶ豊富なレビューが掲載されています。
食べログやRettyとの違い
日本での口コミサイトといえば、食べログやRettyを知る人も多いでしょう。これらはレストランや居酒屋といった飲食店のレビューサイトとして広く知られています。Yelpもレストランなどのレビューの掲載ができるのですが、食べログやRettyとの最大の違いはレストラン以外のローカルサービスのレビューも掲載できる点にあります。例えば、美容院や病院、クリーニング屋や、弁護士事務所まで登録されています。
また食べログやRettyに登録する場合は、詳しい住所も登録する必要がありますが、Yelpではエリアの登録だけで可能となっています。
そのため海外では、店舗だけでなく屋台などの登録も多くされているのです。
32カ国でサービスを提供
Yelpが提供されている国の数は現在、32カ国にも及んでいます。Yelpが公表したデータによると月間平均でYelpアプリを介して約3,500万、モバイルウェブを介して約6,900万、デスクトップを介して約6,300万人がアクセスしています。
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2014年4月に日本でのサービスをスタート
Yelpは2014年4月から日本でのサービスをスタートしました。アジア地域ではシンガポールに続き2カ国目となります。アメリカのサンフランシスコに本社を置くYelpは、日本でのサービスをスタートするまでにさまざまな国に進出していましたが、日本ではどの国よりも早くユーザー数を伸ばしています。
これにはいくつかの理由があり、コミュニティを形成するためにコミュニティマネージャーを置いたことや、レビューの質にこだわっていることなどが挙げられます。
Yelpに登録することでインバウンド獲得に繋がる可能性も
インバウンド対策を考えるのであれば、Yelpに登録することが効果的であると言えます。Yelpはさまざまな国でサービスを提供しているため、多くの国の人たちに情報を届けることができます。こうした点から、インバウンド市場における集客効果を期待できるといえるでしょう。
実名レビューで口コミによる拡散が期待できる
口コミによる情報拡散が期待できるのが、Yelpがインバウンド対策につながる理由の一つです。Yelpは実名登録となっています。これはどういうことかというと、登録の際に「Facebookアカウントとの連携」もしくは「姓、名、郵便番号」などの個人情報の登録が必須ということです。
これにより、レビューを投稿する側も、より正確な情報を届けることを期待できると言えるでしょう。
こうした点も食べログやRettyと異なり、実名による情報は信頼性が高まり、結果としてより多くの人たちに情報を拡散することができるのです。
観光施設やホテルなどの宿泊施設でも、インバウンド対策として導入できる
先ほども述べましたが、Yelpと食べログなどのレビューサイトの違いとして挙げられるのが飲食店以外のレビューを投稿できることです。Yelpは住所を持つローカルビジネスであれば、全てがレビューの対象となるため美容室や病院、ホテルなどさまざまなレビューを投稿できるのです。
このことから、観光施設やホテルなどの宿泊施設でもYelpを活用すればインバウンド対策として導入できると言えます。
飲食店であれば、食べログなどに登録をする選択肢もありますが、そのほかの観光施設や宿泊施設はレビューサイトが少なく、飲食店に比べると情報の拡散の手段が少なくなってしまいます。
そのため飲食店以外の観光施設や宿泊施設は、Yelpをインバウンド対策を導入するところも少なくありません。
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Yelp(イェルプ)を利用して効果的なインバウンド集客を
世界中で1億人以上のユーザー数を誇るYelp(イェルプ)は、そのユーザー数の多さからインバウンド集客に効果を発揮するといえるでしょう。レストランなどの飲食店だけでなく、観光施設やホテルなどの宿泊施設のレビュー投稿も可能なため、実際にさまざまな施設でインバウンド対策として活用されています。
また、Yelpは実名投稿が基本となっているため「やらせ」を避けたいと考えるユーザーからの信頼も勝ち取っており、こうした点からも海外向けの有効なプロモーション手段ともいえます。
引き続き、インバウンド対策としてYelpの活用は重要な地位を占めていくでしょう。











