外国人目線欠けたビジネスは、もう生き残れない:訪日ビジネス総合施設「INBOUND LEAGUE」が注目される理由

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働き方が多様化している中で、コワーキングスペースが東京はじめとする日本各地で活用されています。その中でも、2017年10月に東京・新宿に開業し、インバウンドに携わるビジネスマンからの注目を集めているのがINBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)です。

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)は、これからインバウンド対策を講じ、具体的な行動に移していく民間企業や行政機関にとって利用価値の高い存在と言えます。

この記事では、INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)の特徴や、インバウンド業界にとってのメリットをわかりやすく解説していきます。


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外国人に人気な新宿にできた複合施設

インバウンドリーグとは、これからのグローバル&ローカルビジネスを考える人たちが集える場所としてUDS株式会社が展開している複合施設です。

2017年10月20日に東京・新宿に開業し、多くの外国人からの人気を集めています。

グローバル&ローカルビジネスの拠点

2017年に10月に、新宿で開業されたインバウンドリーグは、外国人を誘致するさまざまな取り組みを行っています。またグローバルでローカルなビジネスの拠点として注目を集めています。

日本を訪れている外国人へ娯楽施設としての価値も提供しており、ワークプレイスのほかに外国人専用のシェアハウス、畳敷きの和室スペース、ツアー販売やカフェバーなどの施設が用意されています。

ビジネスマンにとって便利な新宿に位置した建物で、新宿駅東南口から徒歩10分の立地です。所属や経験、価値観を超えた交流の中から、これまでになかったコラボレーションが生まれることが大きな目的となっています。

グローバルビジネスに取り組む日本のビジネスマンにとっては、リアルな意見や経験をもつ外国人と、自然にコミュニケーションを取れるというメリットがあります。

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)の特徴

インバウンドリーグの特徴はワークプレイスでありながら、これからのグローバルビジネスに取り組むベンチャー企業や起業家の支援を行う場であるという点です。

外国人専用のシェアハウス、畳敷きの和室スペース、ツアー販売やカフェバーなどの施設のほかに、事業PRや資金、人材調達のためのプレゼンができるイベントなどを開催しています。こうした取り組みを通じ、すでにインバウンドビジネスで実績をあげている企業や在日外国人だけでなく、ベンチャー企業や起業家への価値提供につなげています。

ワークスペースとして

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)のワークスペースには個室オフィスはもちろん、契約者専用のデスクやオープンスペースなど、多くのビジネスマンを受け入れるための環境が用意されています

実際に用いられている施設と利用条件は次の通りです。

  • 2名~最大30名までが利用できる個室オフィス
  • 固定席であり、間仕切りによってプライバシーが守られる
  • 半個室空間契約者であれば、24時間いつでも使うことができる専用デスク
  • 気楽に好きな席が選べる、開放的なオープンスペース

また、賃料を支払うことで利用できる会議室には、次の設備が用意されています。

  • ミニキッチン
  • ラウンジ
  • ライブラリー
  • 電話会議⽤ルーム
  • ⽔道光熱費
  • 定期清掃
  • 来客取次
  • 1-3F無料Wi-Fi
  • 郵便ポスト
  • 荷物預かり
  • カードセキュリティ
  • 登記可能
  • 社名板表⽰など

その他以下の設備もあります。

  • 撮影スタジオ
  • 42名〜最⼤100名を収容できるセミナールーム
  • 和室サロン
  • BBQテラス
  • レンタルシャワー
  • カフェ&バー
  • レンタサイクル
  • 複合機
  • ロッカー(有料)

インバウンドビジネスの相談場所として

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)には、独自の外国人ネットワークから取得したデータが蓄積されているという特徴もあり、民間企業や行政機関の戦略立案サポートも実践しています。

戦略立案サポートには、2020年に向けたインバウンド対策と長期的なプロモーション活動の2つの種類があります。特に2020年に向けたインバウンド対策を望む、民間企業や行政機関にとっては、インバウンドリーグに訪れる外国人のリアルな意見をそのまま反映できることが大きな魅力です。

レンタルスペースとして

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)には2階〜8階の各フロアに目的や用途に応じて使い分けられる、数々のレンタルスペースが用意されています。レンタルスペースの基本的な形である、飲食持ち込み可能なミーティングルームはもちろん、最大100名を収容できるイベントスペース、撮影スタジオなども備えています。

また、INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)のレンタルスペースは和をコンセプトにしています。8階に用意されたレンタルスペースである、Tatami Room & Terraceはミニキッチンつきで軽食の持ち込みができます。約8畳の畳敷きの和室とテラスのある屋外空間が1つになっており「プライベート和サロン」という位置づけで利用シーンを想定しています。

使い勝手のよいレンタルスペースとしてビジネスマンが集えるだけでなく、日本らしさで外国人に訴求しているという特徴があります。これからのインバウンドビジネスを考えるビジネスパーソンにとって利用価値の高い場所と言えるでしょう。

さまさまなイベントを開催

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)では新たな情報を発信する拠点としての役割を果たすため、折々にイベントが開催されています。セミナーのように座学形式のものされたなく、体験型のイベントもあります。

1. インバウンド事業者が集まる交流会

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)で開催されているイベントの一つが、インバウンド事業者が集まる交流会です。このイベントは、名前からもわかる通りインバウンド事業者を対象としており、連携を強めることが目的とされています。情報交換をはじめとした交流だけでなく、希望する企業だけが行えるPRタイムが用意されているなど、それぞれの参加者もつ目的を果たせる内容になっています。

インバウンド対策を行っていくための施策や、具体的な取り組みを知りたいという事業者にとっては、交流を持ちながら学べるというまたとない機会になります。

2. 味噌ボール作り

在日外国人向けに、日本ならではのヘルシーフードである味噌の魅力を伝えるために開催されたイベントが味噌ボール作りです。

日本人にとっては当たり前にある調味料ですが、味噌は手軽に調理でき栄養を補給できる食品という点にユニークさがあります。日本の伝統食であり、健康食である味噌を常備できるボールを一緒に作り、在日外国人に日本の食に対する考え方について理解を深めてもらう場としてもらいました。

3. 日本の禅の文化体験

味噌ボール作りと同様に、訪日外国人に向けて日本の価値観を訴求するイベントとして、日本の禅の文化体験が開催されました。

「禅」の知名度は、ここ数年で高まっています。日本の禅の文化体験は、禅仏教における訓練であり、精神を浄化する効果があるとされる禅の魅力を曹洞宗高雲山観音寺で得度し、禅をベースとしたコーチングや研修、講演活動を行なう島津清彦氏が解説するという形式で開催されました。

同イベントは、数々の企業のコンサルティングを行ってきた島津清彦氏が講師とあって、事業を考えるビジネスマンの参加意欲も高まったと考えられます。

インバウンドに関するコト・情報が集まる場所

INBOUND LEAGUE(インバウンドリーグ)は、自然な流れでインバウンドに関するコト・情報が集まる場所です。ワークスペースとして十分な設備を備えていることはもちろん、外国人を招き入れるさまざまな取り組みが用いられています。

さらに、インバウンドに関心をもつビジネスマンや外国人を招き入れるだけでなく、多くの民間企業や行政機関が活用できるデータを集めていることも大きな特徴です。これからインバウンド対策を講じ、具体的な行動に移していく民間企業や行政機関の強い味方になってくれることでしょう。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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