2月3日から横浜港に到着していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客から10人の新型コロナウイルス検査の陽性が確認されました。
新型コロナウイルス検査の陽性が確認された10人は、2月5日午前8時ごろに神奈川県内の医療機関へ搬送されました。
また残念なことに、在ミクロネシア日本大使館はホームページ上で、ミクロネシア政府が2月3日から日本が新型コロナウイルスの感染地域・国であると指定したと公表しています。
それに伴い日本からミクロネシアに入国する際には、非感染地域であるグアムやホノルルなどで最低14日間滞在する必要があるとしています。
日本に対する対応が厳しくなりつつあるなか、日本同様に多くの感染者が確認されている韓国で、大学生がコロナウイルスの最新状況が分かるWebサービスを作成し、話題を呼んでいます。
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大学生作、韓国版「コロナマップ」で罹患者の行動履歴が丸わかり
韓国・慶熙大学のイ・ドンフン氏 は、コロナウイルスに感染した患者が立ち寄った場所の情報が地図上で分かるWebサービス「コロナマップ」を公開しました。
コロナマップは韓国の大手新聞社・中央日報で2月1日に報道され、その後2月3日午後時点で600万ビューのアクセスを記録しています。
感染予防の意識が高まっている韓国で、感染者が立ち寄った場所を避けたいユーザーの「コロナマップ 」への関心が高まり一時サーバーがダウンしました。
NAVER「1億ビューまで運営費用を補助」
コロナマップは、韓国大手インターネット企業NAVERの地図APIと呼ばれるツールで製作されています。
この地図APIは月1,000万ビューまでは無料で使えますが、1,000万ビューを超えたあとはアクセス数に応じて利用料金が加算されます。
コロナマップは現時点で1日約200万ビューのアクセスがあります。
もし1か月1日200万件のアクセスが続いた場合、作成者のイ・ドンフン氏は地図APIの利用料金として約1,000万ウォン(約92万円)を負担しなければなりません。
イ・ドンフン氏はこの費用を自費負担するとしていましたが、地図APIを提供しているNAVER Business Platformは、アクセス数1億回までの利用料金を援助すると発表しました。
それ以降の費用についてもイ・ドンフン氏が負担するのが難しい場合、援助を検討すると述べています。
【WHO】新型コロナウイルスマップ公開:感染者数・死亡者数・感染確認国・感染者の累積数まで確認可能
3月1日午後4時時点で、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数は87,161人、60か国で確認されています。新型コロナウイルス(COVID-19)感染の不安からかデマ情報が流れるなど、世界各地で混乱が起こっています。WHO(世界保健機関)は冷静な対応を求めると共に、世界の感染状況を正確に発信するためコロナマップを公開しています。関連記事新型コロナウイルス3月まとめIOC委員「オリンピック延期」発言、開催は2021年?【アメリカ】新型コロナで3月失業数が史上最悪予想台湾版「マスクマ...
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第2、第3のコロナマップも続々登場
イ・ドンフン氏のコロナマップが注目を浴びる中、他のインターネットユーザーも続々とコロナマップに類似したサービスを公開しています。
中にはコロナウイルスの検査や治療が受けられる医療機関を地図上に配置したものや、GPSを利用して現在地の近くに罹患者が行ったかどうか分かるものなど、独自性を持たせたサービスが相次いで登場しています。
NAVER Business Platformは、他のコロナマップ系サービスについても公益性が認められるなら地図APIの利用料金を援助すると述べており、今後も韓国社会のコロナウイルスに対する関心は続くものと見られています。
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2月3日から横浜・大黒ふ頭沖で検疫を実施しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内の乗客10人について、新型コロナウイルス検査の陽性が確認されたたと厚生労働大臣が2月5日8時43分頃に会見で発表しました。検査で陽性が確認された患者は、2月5日8時ごろ、神奈川県内の医療機関へ搬送されました。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染確認が増加しているのは日本だけではありません。厚生労働省によると、新型コロナウイルス感染者が確認されている国は2月3日12時時点で24か国にのぼります。...
<参照>
NAVERの地図API:코로나 바이러스 현황지도
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