SNS投稿から潜在観光コンテンツを分析
観光庁は、訪日外国人旅行者のSNS投稿内容を、AIツールで分析する調査を初めて実施。2月28日にその結果を発表しました。
同じエリアでの観光でも、言語によって関心が異なる傾向にあることが分かり、AIの活用によって隠れた観光資源発掘のヒントになることが期待されます。

認知度が低くても評価の高い観光を抽出
2018年の訪日外国人数は、3,119万人で過去最高。特に同年10月~12月の訪日外国人消費動向調査では、外客数の65%が訪日リピーターであることが分かっています。
今回のAIツール活用による調査は、課題となっている地方誘致に取り組むもので、AIによる分析、外国人インタビュー、自治体や観光業者とのヒアリングなどをまとめています。
今回の調査では、平均来訪率が1%未満の県のうち、「滋賀県」を選出。京都や大阪、奈良など認知度の高い観光地に近い滋賀県は宿泊数の減少が続いています。
観光に関するキーワード選定を行い、安定した訪問率のある台湾、消費単価の高い欧米豪からの投稿を分析しました。
観光コンテンツの掘り起こしと新たな可能性
結果として、スポーツや温泉、街並み、自然、美術館など7つのカテゴリで15件の潜在観光コンテンツを抽出しました。さらに滋賀県の観光コンテンツについて想定される課題、解決案などを割り出しています。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
観光庁のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000447.html
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