アーチェリーは、的にめがけて矢を放ち、矢が当たった場所で得点を競う競技です。
パラリンピック競技のアーチェリーは体に障がいを持つ選手達のために設けられた競技で、ルールは基本的に通常のアーチェリーと同じです。
パラリンピック競技のアーチェリーは各選手の持つ障がいの種類や程度によってルールを一部変更することや、使用する用具を工夫することができます。これは、パラリンピックアーチェリーの見どころの一つでもあり、各選手が障がいの種類・程度に合わせて工夫した、多様な競技スタイルを見ることができます。
本記事では、パラリンピックアーチェリーの競技形態、見どころ、東京オリンピックアーチェリー競技の基本情報(開催場所、日程)や注目したい選手について解説します。
※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。
パラリンピックのアーチェリーはどんな競技?
まずは、アーチェリーの基本ルールやパラリンピック競技のアーチェリーの見どころを紹介します。
アーチェリーの基本ルール
アーチェリーは、的をめがけて矢を放ち、矢が当たった場所で得点を競う競技です。
的の中心に近づくほど、点数は高くなります。中心から、黄色、赤、青、黒、白という順番で的に色がついており、同じ色の内側と外側には線が引かれ(中心の黄色だけは三つの線で囲まれています)、線の内側か外側かにより配点されます。
黄色はどこに矢が当たったかでX点、10点、9点の点数に分けられます。X点は10点と同点ですが、選手が同点だった場合の勝敗を決める要因になります。赤(8点、7点)、青(6点、5点)、黒(2点、1点)、白(M=的外、0点)という点数がつけられます。
また、アーチェリーには大きく分けて二つの競技形態「ターゲットアーチェリー」と「フィールドアーチェリー」があります。双方も、的を狙い矢を放つという基本的なルールは同じです。しかし、距離や時間制限といったルールが異なります。
アーチェリーとパラリンピックアーチェリーの違いは?
パラリンピックアーチェリーのルールには、基本的に一般のアーチェリーの競技規則が適応されますが、各選手の持つ障がいの種類や程度によってルールを一部変更すること、使用する用具を工夫できます。
障害者の種類と程度はW1、W2、STのクラスに分類されます。「W1」は、四肢の障がいをもつ選手に適応され、車椅子の使用が許可されています。「W2」は下半身に障をもつ選手が該当し、こちらも車椅子での参加が許可されています。最も3クラスのなかでもっとも障がいの程度が軽度とされる「ST」は、上肢や下肢に障がいを抱えた選手が対象です。STクラスで参加する場合、選手は立つか椅子に座って競技に参加します。
競技で使用される弓は「リカーブ」と「コンパウンド」の2種類です。
リカーブはオリンピック競技でも使用される一般的な弓です。対して、コンパウンドは先端に滑車がついていて、弦を引く力が弱くても矢を放てる設計になっています。
競技種目は、「リカーブオープン」「コンパウンドオープン」「W1オープン」の3種類あり、それぞれ男女別・混合の合計9種の種目に分けられます。
パラリンピックアーチェリーの見どころ
パラリンピックアーチェリーの見どころは、各選手が障がいの種類・程度に合わせて工夫した、多様な競技スタイルを見せてくれるところにあります。
同じ障がいのクラス分けをされても、各選手が持つ障がいの位置は少しずつ異なります。例えば、同じように車椅子の許可がされていても脚に障害があるのか腕に障害があるのかで、選手たちが矢を射る方法が変わってきます。
代表的な選手として、アメリカのマット・スタッツマン選手が有名です。スタッツマン選手は2012年のロンドンパラリンピック大会に出場し、銀メダルを獲得しています。
両腕を持たないスタッツマン選手が、脚と上半身を器用に使って楽々と矢を射る姿は必見です。また、スタッツマン選手は「男性アーチャーとして最も遠くの的に当てた」というギネスワールドレコーズ認定の記録も持っています。
出場枠・選手は?
2020東京パラリンピックアーチェリー競技で出場枠を手にした日本人選手を紹介します。
日本人の出場枠
2019年パラアーチェリー世界選手権オランダ大会で、4人(上山友裕選手、重定知佳選手、仲喜嗣選手、岡崎愛子選手)の選手が「東京2020代表推薦選手選考」の出場枠を獲得し、日本代表に抜擢されました。さらに、日本はオリンピック開催国として開催国枠があり、もう1人選手を選抜できます。2020年4月(予定)に開催される国内最終選考会で、「代表推薦選手」を決めます。
この続きから読める内容
- 注目の選手
- 会場と日程
- 会場・日程
- アクセス
- 東京2020大会では様々な競技スタイルに注目を
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