アメリカのバイデン大統領は、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人は、原則としてマスクを着けなくてもよいとする新たな指針を2021年5月13日に発表しました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)アメリカでワクチン接種者はマスク不要に
バイデン大統領は13日、ホワイトハウスで演説し、ワクチンの接種を完了した人は原則としてマスクを着けなくてもよいとする新たな指針を発表しました。指針では、ワクチンの接種を完了した人は屋内外でマスクを着ける必要はなく、ソーシャルディスタンスを取る必要もないとしています。
ただし、公共交通機関や拘置所などの一部の施設では引き続きマスクの着用が義務付けられています。
バイデン大統領は、指針が発表された際に大統領執務室で自らマスクを取りアピールしました。
2021年5月17日現在、CDC(米疾病対策センター)によると、18歳以上でワクチンを少なくとも1回接種した人は59.8%にのぼっています。しかし、接種をためらう人も多く、ワクチン接種率向上が課題となっています。
バイデン大統領は自身のTwitter(@POTUS)で、「ワクチンを接種するか、それまでマスクを着けるかだ」というコメントつきで動画を投稿し、ワクチン接種を呼びかけました。

CDCもワクチン普及のため決断後押し
CDCのワレンスキー所長は同日の会見で、新たな指針について「これまでに蓄積されたデータや研究結果に基づいて判断を行っている」と述べました。具体的な判断の根拠としては感染者数の減少傾向が続いていること、ワクチンの接種を受けた人がまれに感染したケースでも検出されるウイルスの量が少なく、感染を広げるリスクが低いと考えられることをあげました。
アメリカ、ニューヨーク州では観光業復活のためのキャンペーンも実施される予定であり、本格的にコロナ前の観光活動が再開される予定です。
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<参照>
BBC:米CDC、接種完了者は「マスク不要」の新指針 「素晴らしい日」とバイデン氏
CDC:COVID Data Tracker
CDC:When You’ve Been Fully Vaccinated
NHK:バイデン大統領 “ワクチン接種完了者はマスク不要”の新指針
Twitter:バイデン大統領(@POTUS)
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