オンライン旅行代理店、トリップアドバイザーは、観光業が世界的に回復していることを踏まえ、定額制サービスをアメリカ国内で開始しました。
「トリップアドバイザー・プラス」というもので、会員は年間99ドル(約10,900円)で世界中の数十万のホテルを会員限定価格で利用できるということです。
1回の旅行で会員が節約できる料金は平均的に350ドル(38,500円)になり、ほかにも予約可能なコンテンツが40万件近く用意されているなど、充実したサービス内容となっています。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
トリップアドバイザー、アメリカで定額制サービス販売開始
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み、各国では観光が戻ってきています。
このような中で、トリップアドバイザーがアメリカで定額制サービスの販売を開始しました。旅行をお得に楽しめるサービ内容で、アメリカの旅行需要回復をさらに加速化させると考えられます。
充実したサービス内容で国内外への観光回復を後押し
トリップアドバイザーは、アメリカで定額制サービス「トリップアドバイザー・プラス」の販売を開始しました。
サービスプランは一つで、年間99ドル(約10,900円)で世界中の数十万のホテルを会員限定の価格で利用でき、特典も楽しめるということです。
トリップアドバイザーによると、定額制サービスの会員は1滞在あたり平均350ドル(38,500円)を節約できるといいます。つまり、ほとんどの会員が1回の旅行だけで定額制サービスの年間料金を上回る額を節約できる計算となります。
また、「トリップアドバイザー・プラス」には、チケット、ツアー、アトラクションなど、トリップアドバイザーで予約可能な40万件近くのコンテンツも用意されています。
ほかにも、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなどのレンタカーを予約できるサイト、ハーツと連携しており、1年間無料でハーツのエリート特典を利用できるということです。
トリップアドバイザーは、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完了させたアメリカの旅行者を対象に調査を行っています。
調査によると、旅行者のうち74%が今年夏休みを取る予定を立てており、さらに52%が国内旅行を、22%が海外旅行を期待していることがわかっています。定額制サービスの開始が人々の旅行意欲をさらに搔き立てるかもしれません。
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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
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- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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