マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークが、タイ居住の20~40代男女に「タイの「食」に関する海外調査(食生活・外食実態編)」としてアンケート調査を実施しました。
その結果、タイでは約8割の人が、月1回は日本食を食べ、タイ料理以外の外国料理で日本食が最も人気となりました。
またベジタリアンは全体の31.3%、ヴィーガンで21.5%で、特に食に関して「ルールはない」と答えた割合は41.2%となり、食生活に注意を払っている様子がうかがえます。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)タイでの食事調査、最も人気の外国料理は「日本食」
先月、「タイの「食」に関する海外調査(食生活・外食実態編)」が公表されました。調査日は2021年6月17日(木)~6月24日(木)です。
その結果によると、タイにおいて日本食を月1回以上食べる人が全体の77.2%となり、外国料理の中では最も人気が高い傾向が示されました。
また特に若い世代ほど様々な種類の外国料理を楽しんでおり、40代になると日本食、中華料理などのアジア系の料理以外はあまり食べる習慣がないことも示されました。

ベジタリアン31.3%など、食制限がある人は半数以上
また、ベジタリアンやヴィーガン、ハラルなど食生活に何らかのルールを設けている人についての調査も行われました。(複数選択可)
タイではベジタリアンの人が全体の31.3%、ヴィーガンの人が21.5%であることが分かりました。
特に世帯月収が7万バーツ(約23万円、タイでの平均年収は約2万バーツ)以上の富裕層になると、ベジタリアンの割合は41%を閉めています。
また、あてはまるものはないと答えた人は全体の41.2%と半数を切りました。裏を返すと、食生活に何らかの制限を設けている人は半数以上に上っています。
今後、タイとの観光目的での往来が再開した際には、食の多様性を十分に理解し配慮した食事提供、ツアー提供が必要となることが考えられます。
特に近年注目されている富裕層へのアプローチでは、ベジタリアン比率が高いため細心の注意を払うべきだと考えられます。
そして、日本食の人気が高いため日本の魅力を料理でも十分に伝えられるよう準備をする必要があると考えられます。
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<参照>
プレスリリース:タイでは8割以上の人が、月1回は日本食を食べる~タイの「食」に関する海外調査(食生活・外食実態編)~
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