12月15日、観光庁の和田浩一長官は業界紙向けの定例会見で、地域観光事業支援(県民割)のブロック単位への拡大や新たなGo Toトラベル事業の実施について、現時点でプロセスに変更はないと述べました。
インバウンド対策サービスを探している方必見!無料で資料DLできる「訪日コム」を見てみる
感染状況を見極めて検討する方針
和田氏は、「オミクロン株については不明な点も多く、状況を注視していく必要がある」としたうえで、「現時点で11月に示したプロセスを変える予定はない」と述べ、当初の発表通り年末年始の感染状況を見極めて検討する方針を示しました。
県民割については、先月19日以降、条件付きで対象を隣県に拡大することが認められ、12月15日現在14県で実施されています。
新たな国内交流市場を開拓
また和田氏は、観光産業は「非常に厳しい環境にあるがゆえに、構造的な課題が顕在化してきている」として、今後に向けて「まずは需要拡大の観点から、県民割の拡大や新たなGo Toトラベルの開始に加え、新たな国内交流市場を開拓していく。その1つがワーケーションであり、「第2のふるさとづくりプロジェクト」だ。そうした取り組みをしっかりと進めていく」と述べました。
さらに、観光産業の生産性向上やデジタル化の推進、観光産業の新たなビジネスモデルの構築などを中心に議論を進めていく意向を示しました。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
【インバウンド情報まとめ 2025年4月後編】韓国でイブ・ロキソニンなど鎮痛薬が一部持ち込み禁止に ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に4月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→韓国でイブ・ロキソニンなど鎮痛薬が一部持ち込み禁止に ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年4月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!