株式会社ICが運営する、国内最大級の在留・訪日ベトナム人向けポータルサイト「LocoBee」は、ベトナムに住むLocoBeeマガジンの会員に対しアンケート調査を実施しました。
本記事では、ベトナム人の日本に対する期待と傾向をご紹介します。
日本についてのアンケート、ベトナム人に調査!
まず、「日本」について興味・関心があることは何かについて調査しました。
結果として、「日本語学習」と「訪日旅行への意欲」が高まっていることがわかります。
ベトナムでの日本企業への就職や日本での就職を希望する人も多く、日本への憧れは強く感じているようです。
また、ベトナム人が注目していることの一つとして「日本製の健康食品」や「日本の医療サービス」が挙げられます。
今後、新型コロナウイルスの影響で日本への留学や旅行を断念していた人たちの動きに注目です。
ベトナム人の日本旅行への意欲は?
続いて、日本へ旅行に行きたいですか?という質問です。
今回の回答では、8割が今後日本への旅行を希望しており、ベトナム人の訪日旅行への意欲を感じることができました。
そのうち来日経験者は1割のみという結果になりました。
実際に日本に訪れたことのある人はまだまだ少ないようです。
旅行先ではどんなことに興味・関心が?
続いて、旅行先ではどんなことをしたいですか?という質問です。
第一の旅の目的として、日本の美しい景色を楽しみたいと希望するベトナム人が多くいるという結果になりました。
ベトナム人の特徴としてSNSを好む傾向があり、そこに掲載する美しい写真を撮ることは旅の重要な事項の一つでしょう。
また、日本製品への信頼度も高いため、訪日旅行の際には家族親戚や友人に日本製品のお土産を依頼されるようです。
日本旅行の情報は何を使って調べる?
続いて、日本旅行の情報は何を使って調べますか?という質問です。
一位には、検索サイト(Googleなど)がランクインしました。
検索サイトを利用するのは各国共通ですが、ベトナム人の特徴としてSNSの利用率の高さが挙げられます。
Facebookは、ベトナムの若者に人気がありそこから様々な情報を得ています。
最近では、動画の人気の高まりからTikTokの影響も見逃せません。
今後行ってみたい日本の観光地は?
続いて、今後行ってみたい日本の観光について調査しました。
フリーワードでの回答では、日本の有名な地名が挙がりました。
東京はもちろんのこと、京都や北海道などの魅力的な地方への興味があることがわかりました。
結果から見るインバウンド対策へのヒント
ベトナムは、日本への興味関心を高く持つ親日国として知られており、現在でも変わらず日本への意識は高く持っているようです。
入国制限のあったコロナ禍でも、日本への入国が一番多かったのはベトナムでした。
インバウンドの回復が期待される今、ベトナム人へのアプローチは重要であるといえるでしょう。
<参照>
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