関西国際空港がリノベーション工事を実施中です。2022年10月には第一弾として、新国内線エリアがオープンしています。
今後どのような形に変わっていくのか、インバウンドへの影響はどうなるのかをまとめます。
関西国際空港のリノベーション工事が進行中
関西国際空港は、2025年の大阪万博開催を見据え、リノベーション工事を実施しています。今後はターミナルでの収容可能キャパシティを4,000万人まで増やす計画となっています。
関連記事:4000万人の旅客受け入れへ 関西空港が大規模リノベーション工事着工、約700億円を投資
2022年10月に新国内線エリアがオープン
関西国際空港は2022年10月、新国内線エリアをオープンしました。

新たな国内線エリアでは、保安検査後の商業エリアを大幅に拡充し、6店舗(飲食4店舗、物販2店舗)や、対象の旅客の方が利用できる国内線ラウンジをオープンしたとしています。
保安検査後の搭乗までの時間も充実して過ごせるようになっています。
さらに、これまで南北に分かれていた国内線の出発口を2階南1か所に集約。さらに保安検査場にはスマートレーンを6台導入しており、混雑を緩和しスムーズに手荷物検査を終えることができるとしています。
2023年8月には第1ターミナルビル・2階にスターバックス、そば処 そじ坊が新オープン
来たる8月8日には、「スターバックス」、「そば処 そじ坊」がオープンします。
「COLOSSEOは2023年8月頃のオープン予定でしたが10月頃に変更になりました」との注意書きがあり、今後も新店舗が続々と参入していくのではないかと考えられます。
インバウンドへの影響は:2023年冬〜2026年秋に国際線エリアのリニューアルを予定
訪日外国人に関連する取り組みとして、まず2023年冬に新国際線商業エリアのオープンが予定されています。
さらに、2025年春には新保安検査場及び国際線ラウンジも含めたグランドオープン、そして2026年秋には国際線商業エリアのさらなる拡張を予定しているということです。
空港内でも過ごしやすく、買い物や飲食も楽しめる空間となれば、搭乗前の消費喚起や、トランジット需要の獲得などにも繋がるでしょう。
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<参照>
関西エアポート株式会社 プレスリリース:関西国際空港 第1ターミナルビルリノベーション新国内線エリアがオープン!
関西エアポート株式会社 プレスリリース:関西国際空港 第1ターミナルビル2階 一般エリア8月オープン予定店舗のオープン日が決定!
関西エアポート株式会社:関西国際空港第1ターミナルビル リノベーション工事のお知らせ
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