体験予約サイト・Klook(クルック)は、「2023年秋、訪日外国人観光客が“日本でやりたいこと”ランキング」を発表しました。
2023年9月時点でのKlook上での予約動向および検索数に基づき、“紅葉の秋”、“芸術の秋”、“食欲の秋”の3つの観点からそれぞれの上位10件の体験・スポットを選出しています。
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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
2023年秋、訪日外国人観光客が日本でやりたいことランキング
この秋、訪日外国人観光客が注目する体験・スポットを探るために、訪日旅行・観光予約のプラットフォームであるKlookが行った調査結果が発表されました。
“紅葉の秋”、“芸術の秋”、“食欲の秋”の3つの観点から、それぞれの上位10件の体験・スポットが選出されました。それぞれ確認していきましょう。
「紅葉の秋」部門1位は宮崎・高千穂峡ツアー
Klookの調査によれば、紅葉のなかで最も人気のスポットは、宮崎県の高千穂峡ツアーでした。高千穂峡は美しい自然景観と神秘的な雰囲気から、海外の芸能人やインフルエンサーのSNS投稿で一躍有名になり、この秋に訪れる訪日外国人観光客にとって最旬のスポットになっています。
また、京都の嵐山や栃木のひたち海浜公園、大阪のなばなの里、そして北海道の豊平峡なども、紅葉の名所として外国人観光客から注目されています。
紅葉スポットは美しい紅葉を楽しむだけでなく、日本の伝統や文化に触れる機会も豊富で、訪日外国人観光客からも定番の観光スポットになっています。

「芸術の秋」部門1位はチームラボプラネッツTOKYO
芸術部門で1位となったのは「チームラボ」。TOP10にチームラボが4施設もランクインするほど、訪日外国人観光客から注目を浴びています。こちらも海外セレブがInstagramなどで投稿しており、SNSや知り合い同士の口コミの力で広まっているようです。
東京にある「アートアクアリウム美術館GINZA」は、室内で四季が感じられる展示を楽しめるなどの理由から外国人観光客からも高い評判を得ています。

「食欲の秋」1位は六歌仙 別館
訪日外国人観光客の楽しみのひとつが、日本食を楽しむこと。Klookの調査によれば、ふぐ料理と焼肉が外国人に人気で、ふぐ料理は海外では珍しいため、多くの外国人観光客が日本でふぐを味わいたいと考えているといいます。
六花仙別館(焼肉食べ放題、東京)や玄品とらふぐ料理専門店(大阪)など、外国人に人気の飲食店が名を連ねています。

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<参照>
Klook(クルック)プレスリリース:【訪日観光No.1プラットフォームKlook】2023年秋、訪日外国人観光客が“日本でやりたいこと”ランキング
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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