【大阪万博】データ利活用の取り組みを発信するサイトを公開

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博におけるデータ利活用の取り組みについて発信する「データ利活用コミュニケーションサイト」を開設しました。

大阪万博のコンセプト「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」のもと、今回の万博を実証の場として、データの保護と利用を両立した利活用を推進していくとしています。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

万博会場のデータをサービス向上や運営改善に活用

今サイトでは、万博で実施するデータ利活用の全体像を公開しています。

本取り組みへの参加を希望する事業者と共に、万博会場での以下のような情報からデータ連携基盤を構築し、来場者サービスの向上やより良い会場運営に役立てるとしています。さらに、今回の万博で蓄積されたノウハウは社会へと還元する方針です。

  • 予約情報
  • 施設・イベント情報
  • 来場者の属性データ
  • 会場情報
  • バーチャル会場への訪問履歴

またユーザーに関するデータについては、本人が同意した場合に限り、データ提携されます。


▲データ利活用の全体像:EXPO 2025 大阪・関西万博における データ利活用の取り組み 〜データを軸とした共創の推進〜 より引用

また、データ利活用を推進する上で、データの保護・利用を両立した信頼あるデータ利活用を実施するために定められた、データ利活用の5原則「TRUST」の概要も公開されています。

  • T:Transparency&Privacy…ユーザーのプライバシーに対する影響を明らかにし、データの取り扱いに関する透明性の追求
  • R:Resilience&Security…共通のセキュリティ基準・ルールの則ったデータの管理・運用と責任ある体制構築
  • U:User Controllability&Accountability…データ連携に対するわかりやすく実行的な説明とユーザーの意思の反映
  • S:Sustainability,Equity,Inclusivity…多様かつ多元的な価値を認識し、公平で将来的な価値を見据えたデータ利活用の追求
  • T:Together for Co-Creation…データの相互利用による共創を通じた新たな価値の社会への還元
▲データ利活用の5原則 TRUST:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会「大阪・関西万博におけるデータ利活用の取り組み」より引用

外国からの予想来場者数は350万人

今回の大阪万博における外国からの来場者数は、350万人と予想されています。多くの外国人観光客が訪れる万博でのデータ利活用によって、どのようなノウハウが集約されるのか期待されます。

開幕半年前となる10月13日には、「大阪・関西万博 開幕半年前イベントin道頓堀」が開催される予定です。開幕が迫る大阪万博の動向について、引き続き注視していく必要があります。

関連記事:

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

<参照>

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに