訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
アジアで1位は日本
Visaカード決済データをもとにした、韓国人海外旅行者の支出額ランキング
グローバル決済テクノロジー企業のVisaは、2024年上半期の韓国人海外旅行者の対面決済データを分析したレポートを公開しました。
レポートによると、韓国人海外旅行者のアジア太平洋地域の支出額と旅行先で日本が1位となりました。その要因として、2024年上半期の円安や韓国と日本間の直行便への期待の高まりなどが挙げられています。
こちらの記事では、旅行先ごとの支出カテゴリやタッチ決済データの分析結果を掲載しています。
→Visa、韓国人旅行者の決済データを分析 アジア支出額1位は日本
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96%まで回復
2024年1〜7月の国際観光客数のコロナ前水準との比較
国連世界観光機関(UNツーリズム)が最新の世界観光指標(2024年9月号)を発表しました。今回の発表によると、2024年1〜7月の国際観光客数は、コロナ前水準の96%まで回復したといいます。
これに対し、UNツーリズムのズラブ・ポロリカシュヴィリ事務局長は、「国際観光は、観光セクター史上最大の危機から完全な回復を遂げようとしている」と述べました。
こちらの記事では、国際観光客数の回復をけん引した要因や国際観光収入の伸びが特に大きかった国について掲載しています。
→国際観光客数、コロナ前の96%まで回復(国連世界観光機関)
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1位はシャネル
インバウンドに人気の中古ブランドランキングの結果国内最大級のブランド品買取・販売サービス「Brandear(ブランディア)」を運営する株式会社デファクトスタンダードが「インバウンドに人気の中古ブランド品ランキング」を発表し、1位がシャネルであることが明らかとなりました。
ブランディア銀座店では、売上の約95%を外国人観光客が占めているとのことで、中古ブランド品に対する外国人観光客の関心がますます高まっていることが分かります。
こちらの記事では、人気の中古ブランド品ランキングの全容や国別の購入ランキング、アイテム別の購入ランキングを掲載しています。
→インバウンドに人気の「中古ブランド」ランキング!2位はルイ・ヴィトン、1位は?
関連記事:
- 小売店のインバウンド来店動向と人気商品は?小売店運営者へのアンケート調査
- インバウンドに人気の商品・お土産ランキング【2024年版】「龍角散」や「休足時間」がランクイン、中国・台湾・香港などの市場で1位を独占したのは
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【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- いま注目のローカルガイドについて学べる!
- 地域としてインバウンドをどのように受け入れられるのかがわかる!
- インバウンドの満足度や消費を高めるための地域の魅力の伝え方について学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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