Expediaで口コミを集める方法とは?登録方法やメリット・デメリットも解説

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Expediaエクスペディア)は世界最大級のオンライン旅行予約サイト(OTA)で、日本を訪れる多くの外国人が利用しています。

Expediaを利用すれば、航空券や宿泊施設、レンタカーなど、旅行に関するありとあらゆる情報が手に入ることから、登録することで集客力アップも期待できます。

そこで今回は、インバウンド集客の重要な施策のひとつである、口コミを集める方法について紹介します。Expediaの登録方法やメリットなどについても紹介していますので、インバウンド対策のヒントに最後までご覧ください。

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Expedia(エクスペディア)の特徴

サービスを運営するエクスペディア・グループは1996年に設立された組織を前身に持ち、Expediaは世界最大級の旅行総合サイトとして、世界中の多くの人たちに利用されています。

まずは、宿泊施設などがExpediaを認知拡大や集客といった目標に対して効果的に使用していくためにも、知っておくべき基本的な特徴を見ていきます。

世界最大級の旅行総合サイト

Expediaは旅行に必要な「航空券」「宿泊施設」「レンタカー」や、その他オプションなどさまざまな予約ができる世界最大級の旅行総合サイトで、世界中の33言語に対応する多言語サイトです。

500社以上の航空会社のフライトの公示運賃と割引運賃が掲載されており、あらゆる航空会社の運賃を一度に検索して、比較しながら予約ができます。

また、59万軒以上の宿泊施設が掲載されていて、航空券と宿泊施設を同時に予約することも可能です。同時に予約することによって割引のサービスがあり、旅行に関する予約をExpediaだけで完結できるうえ節約にもなります。

掲載されている口コミは数千件

Expediaには口コミ機能が搭載されており、ユーザーが滞在した施設に口コミ投稿ができるようになっています。

掲載されている口コミは数千万件にもおよび、利用を検討しているホテルや施設について、ガイドブックや他サイトでは知り得ない細かな情報まで知ることができる点は、ユーザーにとって大きなメリットとなっています。

ネットではネガティブな意見もあるが…

Expediaは旅行に関する情報が揃う旅行総合サイトとして高い人気を誇っていますが、なかには「キャンセル時の対応が良くない」などといったネガティブな意見もあります。

予約のキャンセルをしようと連絡した際に、「電話オペレーターの対応が悪かった」「メールの返信が遅かった」「思っていた以上のキャンセル料が発生した」など、その内容はさまざまです。

しかし、このような評判はどの予約サイトでも多く見かけることから、Expediaだけがとくにキャンセルの対応が悪いわけではないと言えるでしょう。

Expedia(エクスペディア)に掲載する方法・メリット

ここまではExpediaの特徴について見てきました。ここからはExpediaに施設を掲載する方法や掲載することによって得られるメリットについて見ていきます。

Expediaへの掲載は無料

掲載するにはまず、Expediaのトップページを開き、ページ上部の「宿泊施設を登録する」をクリックします。掲載を希望する施設タイプを選択したら、施設名や所在地、客室数などを入力し、最後にアカウントを作成したら登録は完了です。

▲「宿泊施設に掲載する」情報入力画面 出典:Expedia

Expediaは掲載料金がないため、無料で宿泊施設を掲載できます。ただ、Expediaを通して予約が発生した際に、登録した宿泊施設はExpediaに手数料を支払う仕組みとなっています。

手数料は「現地決済」「事前決済」「併用決済」など、決済方法によって金額が異なり、明確な手数料を知りたい場合はExpediaに問い合わせをする必要があります。

世界中のユーザーに自施設をアピール可能

Expediaに掲載する大きなメリットのひとつは、33の言語に翻訳されているサイトを通じて世界中に施設を紹介できるなど、世界中のユーザーに向けて施設をプロモーションできる点です。

Expediaでは宿泊施設だけでなく、「宿泊施設+航空券」「宿泊施設+レンタカー」などと組み合わせて予約できるため、旅行の予約をすべてExpediaで済ませてしまう旅行者も少なくありません。

たとえばExpediaで航空券を探すユーザーが、宿泊施設も一緒に予約してしまおうと考えてサービス内で情報収集することも考えられます。Expediaに施設情報を掲載することで、ユーザーの目に留まる機会を大きく増やすことにつながります。

Expediaによると、「宿泊施設+航空券」など組み合わせた予約は、宿泊施設単体の予約に比べてキャンセル率が半分になるというデータもあります。

インバウンド対策として有効

Expediaへの掲載はインバウンド対策としても有効です。Expediaは世界中で利用されているため、掲載されている施設に対しては、日本語だけでなく、あらゆる国の言語による口コミが投稿されます。外国語の口コミが多く集まれば、日本の宿泊施設の情報を口コミから知ることができます。

このようにExpediaは、口コミによって施設の情報を日本語がわからない外国人にも伝えることを可能にするため、インバウンド対策としても効果が期待できます。

Expediaで口コミを集める方法

ここまでは、Expediaに掲載する方法や掲載することによって得られるメリットを見てきました。Expediaでは、口コミがユーザーの判断に影響を与える重要な要素のひとつです。インバウンド対策をするなら、より多くの口コミを集めることが求められます。

続いてはExpedia口コミを集める方法を見ていきましょう。

1. 多言語対応で満足度アップ

Expediaは世界中で利用されているため、掲載することで外国人の宿泊増が見込めます。施設の評判を高めるためには、外国人が施設を利用して困ったと感じることがないよう、多言語対応をすることが重要になります。

外国人が宿泊した際に、多言語対応が十分にされていることで、外国人でも安心して宿泊できる施設であると認識され、良い口コミが投稿される可能性が高まります。

関連記事:旅館・民宿の多言語化・コミュニケーションに関するインバウンド対策事例集

2. 口コミ投稿を促進

宿泊してくれるお客様が必ず口コミを投稿してくれるとは限りません。そこで、できるだけ多くのお客様に口コミを投稿してもらう対策が求められます。

お客様がチェックアウトする際などに口コミ投稿をお願いしたり、宿泊後にメールでURLを送ったり、何かしらの方法でお客様に口コミを投稿してもらうよう依頼する必要があります。

3. 情報を正確に伝え、ギャップを減らす

クレームや悪い口コミを投稿されてしまう多くの場合は、宿泊前後で生じる印象のギャップが原因です。

このようなことが起こらないように、できるだけ正確な情報を掲載してギャップを減らすことが求められます。

Expediaで良い口コミを集めてインバウンド集客を

多くの国で利用されている旅行総合サイトであるExpedia。登録すれば世界中に向けたプロモーションとして大きな役割を果たしてくれるでしょう。

航空券やレンタカーなどとセットで宿泊施設を予約できるパッケージプランは、ユーザーにとって非常に便利な予約方法であり、この予約方法を選択するユーザーに宿泊施設を周知できることは、施設にとって大きなメリットです。

さらに、口コミ対策を十分に実施して良い口コミを多く集めることができれば、インバウンド集客の増加が期待できます。

訪日外国人の口コミの集め方については、「今からできる『インバウンド×口コミ対策』」で紹介しています。あわせてご覧ください。

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<参照>

Expediaグループ:Expediaについて

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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