成田国際空港会社(NAA)は10月28日、成田空港の9月の運用状況について発表しました。
国際線外国人旅客数は9月として最高の160万人(2019年同月比20%増)となり、2024年2月以降、8か月連続で同月の最高値を更新しています。
また4~9月の国際線外国人旅客数は、年度上期として過去最高の1,079万人となりました。
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成田空港、9月の運用状況を発表
成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は10月28日、成田空港の9月の運用状況を発表しました。
国際線の外国人旅客数、同月過去最高の160万人
成田空港の9月の国際線旅客数は、2019年同月比15%減となる258万人でした。
そのうち外国人旅客数は、9月として過去最高となる160万人(2019年同月比20%増)で、2024年2月以降、8か月連続で同月の最高値を更新しています。
一方で国際線の日本人旅客数は78万人で、前年比では22%増となったものの、2019年同月比では45%減と回復の遅れが見られます。
総旅客数は323万人 9割前後の回復続く
国際線と国内線を合わせた総旅客数は、前年同月比12%増となる323万人でした。コロナ前の2019年同月比では12%減となっていますが、3年6か月連続で前年を上回り、9割前後の回復が続いています。
国内線の旅客数は、2019年同月比2%減となる64.5万人でした。
なお貨物便は、国際航空貨物量が前年同月比6%増、2019年同月比5%減となる16.6万トンで、6か月連続で前年を上回っています。
国際線の外国人旅客数、年度上期として過去最高
また4~9月の運用状況も発表され、総旅客数は前年比1.2倍の1,992万人(2019年同期比12%減)となりました。
記録的な円安などを背景とした訪日需要の増加により、国際線外国人旅客数は1,079万人(2019年同期比17%増)となりました。暦年上期(1〜6月)に続き、年度上期としても初めて1,000万人を突破して過去最高を更新しました。
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