日本百貨店協会は11月25日、2024年10月の全国百貨店売上高概況を発表しました。インバウンド売上(免税売上)は約508億4,000万円で、円安の影響や国慶節休暇による客数増加もあり、10月として過去最高を記録しました。
百貨店インバウンド売上、1〜10月累計で初の5,000億円突破
10月の百貨店売上高総額は4,477億円で、前年同月比0.7%減となりました。一方、インバウンド売上(免税売上)は約508億4,000万円と、前年同月比32.3%増で31か月連続プラスとなり、引き続きインバウンド客による百貨店消費が好調であることがわかります。
2024年1〜10月累計では、調査開始以来初の5,000億円を突破しており、残り2か月でどこまで伸びるかが注目されます。
また、購買客数も前年同月比41.3%増の約51万8,000人で、10月として過去最高を記録しました。
国慶節・円安の影響
日本百貨店協会は10月の好調の要因として、円安基調が続く中でのインバウンド観光客の増加や、10月1日〜7日にあった中国の国慶節休暇による中国人観光客の増加を挙げました。
また、百貨店への来店が多かった国は、中国や韓国、台湾、香港など、これまでと同様に東アジアの国が中心となりました。人気の商品についても、化粧品やハイエンドブランド、食料品が引き続き人気となっています。
関連記事:百貨店インバウンド売上、30か月連続プラス ほか:インバウンド情報まとめ【2024年10月後編】
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<参照>
日本百貨店協会:2024年10月 全国百貨店売上高概況
日本百貨店協会:2024年10月 免税売上高・来店動向【速報】
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