観光庁は11月29日、宿泊旅行統計調査(2024年9月・第2次速報、2024年10月・第1次速報)を公表しました。10月の延べ宿泊者数は6,011万人泊で、前年同月比7.1%増となりました。
外国人宿泊者数は前月から291万人増の1,529万人泊(前年同月比22.4%増)となり、1,500万人を突破して単月で過去最高を記録しました。
また9月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。
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10月の延べ宿泊者数は6,011万人泊、外国人は1,529万人泊
観光庁は、2024年10月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表し、10月の延べ宿泊者数は全体で6,011万人泊となりました。外国人延べ宿泊者数は前月から291万人泊増加した1,529万人泊となりました。10月の訪日外客数が単月で過去最高となったことを受けて、外国人延べ宿泊者数についても単月で過去最高を記録しました。

客室稼働率は全体で66.1%で、前年同月比では4.2ポイント、2019年同月比では2.5ポイント高い結果となりました。
最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、80.0%となっています。
また、都道府県別の稼働率(9月)を見ると、大阪府が75.4%と、全国で最も高い値でした。
9月の国籍別延べ宿泊者数、中国が1位 豪州が5位に浮上
また、9月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、8月に引き続き中国が1位となっています。上位5か国は、中国に続いて韓国、台湾、米国、オーストラリアの順でした。
訪日オーストラリア人の特徴として、ハイシーズンは冬季であり、夏季は訪問数の落ち込みが見られます。夏季から冬季にかけて訪日需要が高まる傾向があるため、前月から約28万人増加する結果となりました。

9月の地方部における外国人延べ宿泊者数、2019年同月比約1.4倍に
9月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、2019年同月比で三大都市圏が約1.6倍となり、地方部では約1.4倍になりました。また9月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、69.8% / 30.2%となっており、前月の69.0% / 31.0%とほとんど同様の結果となりました。
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観光庁:宿泊旅行統計調査
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