奈良市、2025年のインバウンド客数&宿泊者数が過去最高 滞在型観光地への転換進む

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奈良市は7月29日、2025年1月から12月までに奈良市を訪れた観光客数等を調査した「奈良市観光入込客数調査報告」の結果を発表しました。

発表によると、2025年の外国人訪問者数は351万7,000人、外国人宿泊者数は56万9,000人で、いずれも統計開始以来過去最高を記録したことが明らかになりました。

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外国人訪問者数が過去最高 米国・韓国が大幅増

2025年に奈良市を訪れた観光客数は1,608万2,000人(2024年比8.2%増)となり、大幅に増加しました。

そのうち、外国人訪問者数は351万7,000人(同18.1%増)で、統計開始以来過去最高を記録しています。

特に、アメリカからの来訪者が2019年比185.8%増、韓国からの来訪者が同145.9%増と大きく増加しており、インバウンド需要の拡大がみられました。

▲奈良市観光入込客数:奈良市発表資料より
▲奈良市観光入込客数:奈良市発表資料より

総宿泊者数・外国人宿泊者数ともに過去最高

2025年の奈良市における宿泊者数は223万9,000人(2024年比9.9%増)でした。現行の統計手法を導入した2009年以降の過去最多を更新し、初めて220万人を突破しました。

そのうち、外国人宿泊者数は56万9,000人(同27.9%増)となり、こちらも過去最高となっています。

外国人宿泊者数を国別でみると、2019年に69.5%を占めていた中国の割合が40.4%に縮小した一方で、アメリカ台湾フランスなどが占める割合が高まりました。

また、観光客数のうち宿泊客の割合を示す宿泊率は13.9%と、2024年から0.2ポイント上昇しています。コロナ禍の特殊な変動を除き、宿泊者数と宿泊率が同時に増加したのは2017年以来8年ぶり2回目です。

調査報告では、宿泊施設数の増加に加えて、奈良市が目的地として選ばれる滞在型観光地への転換が進んでいると分析されました。

▲国別外国人宿泊者数シェア:奈良市発表資料より
▲国別外国人宿泊者数シェア:奈良市発表資料より

観光消費における経済波及効果、2024年比17.9%増

2025年の奈良市における観光消費額は、1,527億1,000万円と、2024年の1,280億7,000万円から大幅に増加しました。

内訳は、宿泊客が732億8,000万円、日帰り客が794億3,000万円で、いずれも2024年を上回る結果となっています。

また観光客消費単価は、宿泊客が3万2,730円、日帰り客が5,738円と、こちらも2024年を超える金額を記録しました。

観光消費による経済波及効果は1,556億円(2024年比17.9%増)と推計されており、観光関連産業だけでなく、原材料の調達や雇用者の消費を通じて、市内産業全体への経済効果が広がっているとしています。

▲観光消費額:奈良市発表資料より
▲観光消費額:奈良市発表資料より

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<参照>

奈良市:外国人訪問者数、外国人宿泊者数が過去最多!2025年 奈良市観光入込客数調査について【市長会見】(令和8年7月29日発表)

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訪日ラボ編集部

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