米ニューヨーク・タイムズ紙は、「2025年に行くべき52か所(52 Places to Go in 2025)」と題した特集記事を公開しました。
日本からは30番目に富山市、38番目に大阪市が取り上げられました。
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ニューヨーク・タイムズ紙「2025年に行くべき52か所」発表
米ニューヨーク・タイムズ紙は1月7日、「2025年に行くべき52か所」と題した特集記事を配信。日本からは、富山市と大阪市が注目の観光地として選ばれました。
30番目に「富山市」:文化と美食を紹介
富山市は「人混みを避けながら、文化的な感動と美食を楽しめる」として評価されました。特集記事では、富山市は2024年に能登半島地震や集中豪雨で壊滅的な被害を受けて復興途上ではあるものの、復興努力の一環として観光客を受け入れていると紹介されています。
建築家の隈研吾氏が手がけた「富山市ガラス美術館」や、秋の訪れを告げる伝統行事「おわら風の盆」などが魅力として挙げられました。
またおすすめのグルメスポットとして、ワインバーの「Wine Bar alpes」やワインとおでんを楽しめる「飛騨」、人気のカレー屋「スズキーマ」が選ばれています。そのほかにも、「ブルートレイン」や「ハナミズキノヘヤ」といったカフェやジャズバーまで幅広く紹介されました。
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38番目に「大阪市」:広大で進歩的な都市として紹介
日本からは富山市のほかに「大阪市」が38番目に選ばれ、「広大で進歩的な都市の新たな緑地を楽しめる」として評価されました。特集記事では、4月に開幕する大阪・関西万博や芝生広場が話題となった「グラングリーン大阪」が紹介されました。
またリニューアルオープンした「プライドセンター大阪」や、国際LGBTQ+旅行協会(IGLTA)による「IGLTA 世界総会 2024」の開催を踏まえて、大阪市は「おそらく日本で最も進歩的な都市」と評価されました。
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2024年は山口市が選出
この特集は毎年毎年ニューヨーク・タイムズ紙により発表されているもので、昨年は「山口市」が選出されました。関連記事:NYタイムズが選ぶ「2024年に行くべき観光地」日本から山口市が選出
またNHKによると、1〜8月までに市内の「湯田温泉」に宿泊した訪日客が2023年同期比で1.4倍に増加したしており、選出の効果に対する期待の声が伝えられていました。(参照)
拡大傾向にあるインバウンド市場において、今年は富山や大阪に注目が集まりそうです。
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The New York Times:52 Places to Go in 2025
富山市観光協会:ニューヨーク・タイムズ「2025年に行くべき52か所」に富山市が選定されました。
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