訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は韓国料理チェーン4ブランド(韓美膳 / 東京純豆腐 / シジャン / bibim')に寄せられた口コミ約2,100件を分析しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
調査結果(抜粋)
本調査は、韓国料理チェーン4ブランドの口コミ2,147件を対象に行いました。
- 韓美膳(東亜トレーディング株式会社):42店舗
- 東京純豆腐(ビーンズワンカンパニー株式会社):36店舗
- シジャン(株式会社グルメ杵屋レストラン):28店舗
- bibim'(株式会社 高麗貿易ジャパン):22店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
1店舗あたりの口コミ数が多く、平均評価が高いブランドは「シジャン」
こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランド、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドはともに「シジャン」で19.0件、★3.83でした。
「韓美膳」ではキーワード「スタッフ」のポジティブ率が高い結果に
こちらの表では、「オペレーション」「接客」「店内」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:時間 >
「bibim'」では、キーワード「時間」の使用回数が1.1回と他3ブランドと比較して多い一方、ポジティブ率が24%と低いことがわかりました。実際の口コミをみてみると、「料理が提供されるまでの時間」に不満の声が寄せられていました。
< キーワード:スタッフ >
「韓美膳」ではキーワード「スタッフ」のポジティブ率が77%と他3ブランドよりも高く、ユーザーの満足度の高さがうかがえます。
レポートでは他にも「料理」「価格」といったキーワードを分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
日本語と外国語では口コミの評価に差が発生
こちらは、調査対象4ブランドの「日本語口コミの平均評価」「外国語口コミの平均評価」を棒グラフ形式であらわしています。4ブランドすべてで日本語口コミ評価よりも外国語口コミ評価のほうが高い結果となりました。
もっとも差があるのは「bibim'」で、外国語口コミ評価のほうが0.78pt高くなっています。
英語の口コミを分析、外国語で評価されているキーワードは?
もっとも外国語口コミ率が高い「bibim'」の英語による口コミを調査し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しました。言語別に頻出キーワードを分析することで、各言語圏で何が評価され、何に不満を持たれているのかがわかります。詳しい分析を希望される場合は、お気軽にお問い合わせください。
調査内容の詳細をご覧になりたい場合は、レポートをダウンロードしてご覧ください。また、自社の分析を希望される方は株式会社movまでお問い合わせください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2024年1月1日〜2024年11月30日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:2,147件
インバウンド対策最前線!“経験者が見落としがち”な訪日外国人へのアプローチ戦略とは?
世界中から旅先として人気が高まり続ける日本においては、各地でインバウンド客の誘致に取り組む地域が増え、旅先としての選択肢が増えつつあります。インバウンド客誘致に関心のある行政、観光、飲食関係者は、どのように誘致をすると集客が最大化できるのかを日々模索されているかと思います。
そこで今回のセミナーでは、インバウンド客誘致における必要なデータやノウハウをお伝えするほか、Klookの田中様とともに、集客チャネル戦略のカギとも言える、OTAや自社HPなどの流入経路を解説します。メリデメを改めて理解することで、企業・自治体がどの手法と親和性が高いのかを明確にしていきます。
<本セミナーのポイント>
- 明日からの集客最大化に繋がるヒントが得られる!
- 自社サービスと販売チャネルとの良し悪しが分かる!
- 旅行・レジャー予約サイト『Klook』とともに、最新情報を解説!
詳しくはこちらをご覧ください。
→インバウンド対策最前線!”経験者が見落としがち”な訪日外国人へのアプローチ戦略とは?
【インバウンド情報まとめ 2024年12月後編】「万博に行きたい」訪日意向者のうち72%が回答 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に12月後編のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「万博に行きたい」訪日意向者のうち72%が回答 ほか:インバウンド情報まとめ【2024年12月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!