訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は、ジンギスカンチェーン2ブランド(松尾ジンギスカン/大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん)に寄せられた口コミを調査しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
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調査結果(抜粋)
本調査は、ジンギスカンチェーン2ブランドに寄せられた口コミ2,080件を対象に行いました。
- 松尾ジンギスカン(株式会社マツオ):14店舗
- 大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん(株式会社一家ダイニングプロジェクト):14店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
1店舗あたりの口コミ数が多く、平均評価が高いのは「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」

こちらの散布図では、調査対象2ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数・平均評価ともに「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」が「松尾ジンギスカン」を上回る結果となりました。
「松尾ジンギスカン」ではキーワード「ランチ」のポジティブ率が高い結果に

こちらの表では、調査対象2ブランドの「料理」「オペレーション」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< カテゴリ:料理 >
「松尾ジンギスカン」ではキーワード「ランチ」の使用回数が多く、ポジティブ率も高くなっています。リーズナブルな料金で品質の高いジンギスカンが提供されることに満足する口コミが多く見られました。
< カテゴリ:オペレーション >
「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」ではキーワード「提供」のポジティブ率が「松尾ジンギスカン」に比べて高い結果となりました。実際の口コミでも、注文してからの提供の速さに言及する口コミが多く見られました。
レポートでは他にも、「接客」「店内」「料金」に関するキーワードを分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
「松尾ジンギスカン」の口コミの3人に1人は外国人

こちらのグラフでは、調査対象2ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。
「松尾ジンギスカン」では外国語口コミ比率が34.8%と「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」よりも高い結果となりました。
「松尾ジンギスカン」では外国語口コミ評価のほうが0.63ptも上

2ブランドともに日本語評価よりも外国語評価の方が高く、「松尾ジンギスカン」では外国語評価のほうが0.63pt高くなっています。
「口コミコム」では言語別の口コミ分析が可能

言語別に頻出キーワードを分析することで、各言語圏で何が評価され、何に不満が持たれているのかがわかります。詳しい分析を希望される場合はお気軽にお問い合わせください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2024年3月1日〜2025年1月31日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:2,080件
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
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※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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