カゴ落ちの原因と改善策10選!アクセス分析やサイトの利便性向上でさらに購買を促進

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日本国内におけるEC市場は好調で、BtoCにおいては10年連続右肩上がりで成長しており、2019年には19.4兆円規模に達しています。2020年以降はコロナ禍の休業要請などにより、ECサイトを開設し売上げを維持しようと試行錯誤する事業者が増加中です。

ECサイトでの販売促進は、サイトヘの流入を増やすことと、サイト上で購買に至る率を上げることの両輪が必要です。前者は、Web広告やSEOなど既に対策を講じている企業が多いですが、後者で問題視すべき「カゴ落ち」が盲点になりやすい傾向です。

訪日外国人がオンラインで商品を購入しようとしても、「カートに商品を入れたまま購入せずに離脱してしまう(カゴ落ち)」ケースが多く発生します。

特に、インバウンド向けのECサイトでは、言語の壁・決済手段の違い・送料や関税の不安などがカゴ落ちの原因となり、売上機会を逃してしまう可能性があります。

本記事では、「カゴ落ち」の意味や主な要因、具体的な対策まで解説します。

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カゴ落ちは機会損失を招く

「カゴ落ち」という響きからは深刻さをイメージしにくいですが、購入せずに離脱する事象は高い確率で発生しており、企業にとって機会損失となります。

ECサイトへの訪問数をいくら増やしても売上げに寄与しづらくなるため、早急な対策が必要です。

カゴ落ちとは

カゴ落ちとは、ECサイトに訪問したユーザーが特定の商品を選び「商品をカゴに入れる」「カートに追加」などのボタンを押してカートに入れ、その状態を保ったまま購入せず離脱することです。

カート放棄やカート離脱とも呼びます。

ECサイトのカゴ落ち率、日本は平均68.2%

米国のBaymard Instituteが2025年に発表した調査によると、世界でECサイトのカゴ落ち率は平均70.19%で、実際に決済まで完了しているのはわずか3割です。

またイー・エージェンシーによれば、日本においても平均68.2%と高い確率でカゴ落ちが起きており、機会損失額は平均で売上げの2.5倍と、大きなインパクトを与えています。

年々増加傾向のカゴ落ちの要因として、商品選びから購入までのプロセスで、ユーザーの購買意欲が変動しやすいことが挙げられます。カゴの中に商品をキープできる点や購入タイミングを自由に決められる点、入力作業が伴うなど実店舗とのギャップが、ユーザーの手を止めてしまっている可能性があります。

カゴ落ちを減らすには、購買意欲が高い状態を維持したまま決済完了に到達させることがポイントになります。

<参照>
49 Cart Abandonment Rate Statistics 2025
ECサイト、売上の約2.5倍がカゴ落ちによる機会損失 ~ イー・エージェンシー|カートリカバリー>お知らせ|CART RECOVERY|さぶみっと!|株式会社イー・エージェンシー

カゴ落ちに至った代表的な理由と対策10選

カゴ落ちの理由はさまざまですが、代表的な6つの理由と改善策を紹介します。ユーザーがどこでつまづいているのか、どんな心理で購入に至らなかったのかを把握し、一つひとつ潰していくことが早道です。

理由1.サイトを回遊しているだけで、買う気が無かった

調査結果によるとは、約6割のユーザーがカゴ落ちの理由として「回遊していただけ」と答えています。こういったユーザーはサイトへの再訪で購入につながる可能性が高く、リマインドメールを送りアクセスを促すなど攻めの対策が有効です。

また、他の商品と比較中であることを想定し、早い段階でのアプローチは購入率が上がりやすくなります。

カゴ落ち時点から3時間後、24時間後、7日後の3回配信は高い効果が期待できます。メールを送る際は「カートの中にお買い忘れの商品はありませんか?」「お探しの商品は見つかりましたか?」などの件名で気付きを与えると良いでしょう。

ファッションEC事例では売上げの11.2%がカゴ落ちメール経由との結果も出ており、有効な手段として効果が出ています。

この続きから読める内容

  • 理由2. 送料や税金、手数料の追加費用が想定より高かった
  • 理由3. アカウント作成が必要で手間に感じた
  • 理由4. 購入完了までの工程が複雑だった
  • 理由5. クレジットカード情報入力に抵抗があった
  • 理由6. 入力途中でエラーが表示されたり、動作が遅くストレスを感じた
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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