東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は3月19日、半個室タイプの上級クラス座席を、東海道新幹線で2027年度から導入予定であることを発表しました。
座席と通路の間に出入り用の鍵付き扉を設けるなど高いプライべート性を確保し、グリーン車よりさらに上質な設備やサービスを提供します。

東海道新幹線に上級クラス座席を導入予定
JR東海は、東海道新幹線N700S車両の一部の10号車に、上級クラス座席6席を導入します。
座席と通路の間には出入り用の鍵付き扉が設けられ、大型バックシェルタイプの座席が採用されるため、高いプライベート性を備えます。また座席はレッグレスト付きのリクライニングシートで、半個室タイプ座席専用のWi-Fi環境や荷物スペースも整備し、上質な設備とサービスを提供します。
JR東海は本サービスについて、2027年度中の開始を予定。設備仕様やサービス内容、座席名称、運転区間、価格などの詳細については、今後順次発表していくとしています。
サービスの多様化・価値に見合った価格設定で収益の確保へ
同社は、グループ社員向けに方向性を策定した「JR東海グループの『ありたい姿』~30年後の未来に向けて~」のなかで、次の30年を見すえた対応として「提供するサービスの多様化」「提供するサービスに見合う価格設定による収益の確保」を掲げ、その対応の一つの例として今回の上級クラス座席導入を位置付けています。
サービスの価値に見合ったプライシングは業界全体の課題となっており、高付加価値なプランやサービスの拡充は今後も広まっていくものと考えられます。
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