株式会社Paykeは3月25日、運営する訪日外国人向けショッピングサポートアプリ「Payke」内で実施した「ドラッグストアに関する調査アンケート」の結果を発表しました。
同調査は1,830名の訪日観光客を対象に行われたもので、訪日中のドラッグストアの利用頻度や購入動機、ブランド選びなどの実態が明らかになりました。
訪日客のドラッグストア利用率は「97.4%」
日本旅行中にドラッグストアを利用したことがある人の割合は、97.4%でした。ドラッグストアが訪日客のショッピングにとって欠かせない存在になっていることがわかります。
また、78.7%の人が「週に2回以上」ドラッグストアを利用しており、さらに32.6%は「毎日」利用していることがわかりました。
お土産需要はもちろん、訪日期間中に必要なものを買う場所として利用している人もいると考えられます。

日本のドラッグストアを利用した理由は?
日本のドラッグストアを利用した理由について言語別に分析したところ、「日本でしか買えない」という理由が英語話者(26.1%)で特に高く、日本限定の商品に関する関心が強いことがうかがえます。
ほかに中国語繁体字圏では「自国で買うよりも日本の方が安い」と回答した人が多く、円安傾向や物価の違いによる影響が考えられます。

また、「自分用として」と回答した人も全体的に多く、特に韓国語話者(26.1%)で最も高い割合になりました。
認知度・利用率TOPはマツモトキヨシ
ドラッグストアのブランド認知度について、「名前を知っているドラッグストアを選んでください」という質問では、マツモトキヨシがすべての言語圏で最も高い認知度となりました。
2位はダイコクドラッグとなっていますが、英語圏では3位のスギ薬局、5位のサンドラッグ、6位のウエルシアの方が認知度が高いようです。

利用したことのあるドラッグストアの調査でもマツモトキヨシがトップで、次いでダイコクドラッグ、スギ薬局となりました。
一方で「ブランドについて詳しくない」と回答した人が英語話者(16.0%)、韓国語話者(21.8%)では比較的多く、特定のブランドを意識せずに利用している層が一定数いることも推測されます。

事前に購入品を決めている人が約8割
続いて、ドラッグストアを選ぶ基準について見てみましょう。
ドラッグストアを選ぶ最も重要な決め手としては「値段」(39.2%)が圧倒的に高く、次いで、「ホテルとの近さ」(22.5%)、「商品種類の豊富さ」(22.2%)となりました。

各ブランドの評価は?価格・立地・品揃え・観光客向けの対応
インバウンドが価格や立地を重視する傾向が明らかになりましたが、それぞれの要素で評価されているブランドを言語圏ごとに見てみましょう。
例えば中国語(繫体字)圏では、認知度・利用率はマツモトキヨシ、ダイコクドラッグの順でしたが、「価格が魅力」「立地が良い」「品揃えが豊富」「観光客向けの対応が充実している」のすべての項目で逆転し、ダイコクドラッグが最多となっていることがわかります。認知度・利用率とブランドへの評価は、必ずしもイコールではないようです。


事前に購入する商品を決めていたか?
購入計画の有無についての調査では、事前に購入する商品を決めていると回答した人が中国語(繁体字)話者で87.0%、韓国語話者で83.2%と8割以上の人が事前に購入品を決めて来店することがわかりました。
英語話者は60.6%と、他言語と比べて購入計画を立てずに買い物をする傾向が強いことがわかりました。

また、購入商品の情報収集方法について分析した結果、中国語(繁体字)話者と韓国語話者はオンラインレビュー、SNS投稿も積極的に活用し、デジタルメディアの影響が強いことがわかりました。
英語話者も同様の傾向がみられるものの、「特に調べず店頭で購入(17.8%)」「店員に勧められた(13.6%)」の割合が他言語圏より高く、比較的「衝動買い」が多くなっているようです。

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