JALとJTB、万博を契機にインバウンドの地方周遊を促進 国内地方路線を活用

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株式会社JTBと日本航空株式会社(JAL)、株式会社ジェイエア(J-AIR)、日本エアコミューター株式会社(JAC)の4社は3月25日、共同でプレスリリースを発表しました。都市部に集中する訪日外国人を日本各地に誘客し、地域活性化を促進させる共創プロジェクトに取り組みます。

第1弾として、大阪伊丹空港から各地方へ向かうツアーを販売しています。

関連記事:万博開催を契機とした誘客戦略を、JNTO市場横断プロモーション部長に聞く


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

JALとJTB、インバウンドの地方周遊を促進 万博を契機に

訪日外国人旅行者は2024年に過去最高を記録したものの、その宿泊先は東京や京都、大阪など一部の都市に集中しており、地域によってはオーバーツーリズムの問題も深刻化しています。

このような課題を解決するため、JTBJAL訪日外国人の利用率が低い国内地方路線を活用してツアーを造成し、訪日客の地方分散化の促進や、地域経済の活性化・雇用創出などに貢献します。

大阪伊丹空港から九州・中国・東北方面へのツアー販売

取り組みの第1弾として、大阪・関西万博を訪問する訪日外国人をターゲットに、大阪伊丹空港発着の国内地方路線を利用するツアーを3月25日から販売開始しました。

ラインナップは、大阪伊丹空港から九州中国東北方面へ向かう、以下の3つのツアーです。

  1. 世界自然遺産「奄美大島」と鹿児島3日間
  2. 山陰から山陽・瀬戸内海をめぐる3日間
  3. 東北 古き良き日本の風情を感じる旅3日間

ツアーは万博訪問を目的に関西地区に滞在する訪日外国人を対象にしており、全行程で英語ガイドがツアーに同行します。

今後もツアー商品は拡充していく予定だとしています。

関連記事:JTB、料理人と宿泊施設をつなぐ事業開始 インバウンド需要の増加で課題顕在化

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<参照>

JAL:(共同リリース)JAL とJTB、大阪・関西万博を契機に訪日外国人の地方周遊促進共創プロジェクトを開始

【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント

2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。

これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。

しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。

本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。

<本セミナーのポイント>

  • インバウンド戦略の基本が学べる!
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  • 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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