大日本印刷株式会社(DNP)は、「DNP対話支援システム」に新機能を追加し、JALの空港カウンターにおける多言語接客を支援します。
インバウンド需要が拡大し多言語対応のニーズが高まるなか、国内5か所の空港カウンターから開始し、観光施設やホテル等にも拡大していく予定です。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)「DNP対話支援システム」に画像表示機能を追加
DNPは2024年から、対話音声をリアルタイムで31言語に翻訳し、透明ディスプレイに文字で表示する「DNP対話支援システム」を提供しています。
同社は3月31日、音声認識した単語に関連する画像や動画をディスプレイ上に表示し、対話の内容への理解をより深める「画像表示機能」を追加したと発表しました。
画像や動画などのイメージや、強調フォントの表示機能で対話をサポートし、自動言語判定機能により操作性も向上します。
国内5か所のJAL空港カウンターに採用

新機能を備えた同システムは、日本航空株式会社(JAL)の国内5か所の空港カウンター:新千歳空港・たんちょう釧路空港・旭川空港・大阪国際空港(伊丹空港)・関西国際空港 に採用されました。
空港カウンターでの情報伝達の正確性と即時性が向上し、訪日外国人や耳の聞こえにくい人など、国籍や年齢、障がいの有無を問わず、多様な利用者との円滑なコミュニケーションが期待できるといいます。
4月に開幕する大阪・関西万博を契機として、さらなる訪日外国人の増加が想定されるなか、多言語で対応できる人材の確保や字幕表示等で業務の円滑化が求められています。
同社は今後も、同システムを公共交通機関だけでなく、観光施設やホテル等にも提供し、多言語での円滑なコミュニケーションを支援するとしています。
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<参照>
大日本印刷(DNP):大日本印刷 音声字幕と画像でJALの空港カウンターにおける多言語接客を支援
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