台湾・香港向け訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する株式会社ジーリーメディアグループは3月27日、2024年度の人気記事ランキングを発表。「観光地・施設・お土産」関連では、「アリナミン」の紹介記事が1位となりました。
同社は、2025年度に注目すべき台湾人の日本での旅行スタイルも予想しています。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
台湾・香港人がよく読む訪日旅行の記事とは?
「観光地・施設・お土産」編で1位となった「アリナミン」の記事では、アリナミンシリーズの特長や台湾とのパッケージデザインの違いなどを紹介しています。
2位は「九州旅行のおすすめプラン」、3位は沖縄のお買い物スポット「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」の記事がランクインしました。
5位には「四国旅行の完全ガイド」もランクインしており、地方の観光も人気となっていることがうかがえます。

訪日リピーターが多い台湾ではありますが、仮に初心者や訪日回数の少ない旅行者に向けて情報発信する際には参考にすると良さそうです。
2025年の台湾人旅行トレンドは「ウェルネス・スポーツツーリズム」「アート・カルチャーツーリズム」
ラーチーゴー!日本編集部は、2025年度に台湾人の日本旅行で注目すべき旅行スタイルについて、「ウェルネス・スポーツツーリズム」「アート・カルチャーツーリズム」がキーワードになるとしています。
台湾では2025年5月から、世界最大級の生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2025」の開催が予定されているほか、毎年開催されている台北マラソンの2024年大会ではフルマラソンの応募数が前回大会を4割近く上回るなど、スポーツへの注目が高まっています。
ラーチーゴー!日本のサイト上でもスポーツウェアなどの情報ニーズが高まっているということで、訪日旅行でも地域のスポーツイベントに参加するなど、ウェルネス・スポーツツーリズムを楽しむ台湾人が増えると予想しています。
また、近年アートカルチャー分野に注力する台湾では、多くのアートカルチャー関連イベントが行われています。特にフランス発の都市型アートイベント台北白夜祭(ニュイ・ブランシュ)は毎年45万人超が参加するなど、「アートを楽しむために外出する」ことが習慣化しつつあります。
日本の美術館やアート展はすでに台湾人に人気の観光スポットで、2025年は瀬戸内国際芸術祭のほか、全国の期間限定企画展に日程を合わせての訪日や、ワークショップ参加などの体験型も注目されそうだということです。
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<参照>
株式会社ジーリーメディアグループ:台湾・香港向けで最大の訪日観光情報サイトがランキング 2024年度 観光地&お土産関連記事 1位は「アリナミン」
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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