訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは、今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
最新トレンドの把握や、マーケティング活動にぜひともご活用ください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
今週の注目記事5選
今週公開した記事の中から、インバウンド担当者が読んでおきたい注目の記事を厳選してお届けします。
1. 百貨店免税売上“急ブレーキ”の背景は?各社の決算書から読み解く
2025年1〜3月の訪日客数は累計1,000万人と、過去最速で大台にのせており、とどまることを知らない訪日インバウンド市場。
しかし、大手百貨店における免税売上では陰りが見え始めています。
本記事では、百貨店を中心に、上場している大手小売企業の最新決算をもとに、各社の免税売上に焦点を当てて分析します。
詳しくはこちらをご覧ください。
→百貨店免税売上“急ブレーキ”の背景は?各社の決算書から読み解く【数字で読むインバウンド需要のリアル】
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2. 中国人富裕層にとって「旅行」は一番のレジャー 胡潤研究院が発表
中国の調査機関「胡潤研究院」は2025年3月、中国人富裕層に関する調査を発表しました。
本調査が実施されるのは、今年で21年目です。これまでの20年間で、平均休暇日数が増加したり、人気の旅行先やスポーツの好みなどに変動はあったものの、中国人富裕層にとって、旅行は最も人気がある娯楽の一つであり続けています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国人富裕層にとって「旅行」は一番のレジャー 胡潤研究院が最新調査を発表
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3. 成田〜台湾・モンゴル間に新規就航 成田のハブ機能が強化
ユナイテッド航空は2025年夏ダイヤより、成田空港からウランバートル(モンゴル)、高雄(台湾)への直行便を開設すると発表しました。
本路線の就航により、日本と各国の交流拡大につながるだけでなく、成田空港の北米とのハブとしての役割がさらに高まると期待されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→成田〜台湾・モンゴル間に新規就航 成田のハブ機能が強化(ユナイテッド航空)
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4. メルカリが香港へ進出、日本で出品された商品が直接購入可能に
株式会社メルカリは5月7日、越境取引を通じて香港へ進出すると発表しました。
香港ではeコマース取引の約25%を越境取引が占めており、日本との取引は中国・米国に次ぐ3位となっています。
さらに2024年訪日外国人客数の「人口分布に対する割合」が国・地域別で1位となるなど、日本の商品が受け入れられやすい市場であることから香港への進出を決定したとしています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→メルカリが香港へ進出、日本で出品された商品が直接購入可能に
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5. 欧州の旅行者は“回数より深さ”重視 ARIVALが旅行動向を調査
旅先での体験やアクティビティに関するビジネスを行うARIVALは5月5日、ヨーロッパの旅行者に関する調査結果を発表しました。
ヨーロッパの旅行者の多くは、2024年の旅行回数が3回以内にとどまりましたが、1回あたりの平均滞在日数は1週間程度と、長めの滞在が主流でした。
詳しくはこちらをご覧ください。
→欧州の旅行者は“回数より深さ”重視 ARIVALが旅行動向を調査
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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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