公益社団法人日本観光振興協会は5月23日、「全国観光情報データベース」の情報をGoogleに提供すると発表しました。
Google検索やGoogleマップへ観光情報を提供することにより、各地域の観光情報の発信力強化を目指します。
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全国観光情報データベースは、国内観光の振興を図るため、公益社団法人日本観光振興協会によって運営されるデータベースです。都道府県や市区町村の協力のもと、全国約12万件の地域観光情報を整備・収集しています。
同協会は令和4・5年度の観光庁DX実証事業に採択された「日本観光振興デジタルプラットフォーム(デジプラ)」事業を進めており、令和6年度には観光庁「地域経済活性化に向けた事業者間におけるデータ連携等の促進に向けた実証事業」で、日本国内外への観光情報の発信・強化を進めています。
Googleへの情報提供により、情報連携による観光情報の発信強化とともに、旅行者の利便性向上と地域の訪問機会創出、周遊拡大による観光消費向上を図ります。
Google検索・マップ上に画像を表示
今回の情報提供では、全国観光情報データベース上の画像データを、GoogleビジネスプロフィールのAPI経由で提供します。Google検索やGoogleマップ上で観光地や村、町、都市、イベントなどが検索された際、その検索結果に表示されることを想定しています。
世界中で広く利用されるGoogle検索・Googleマップは、訪日旅行でも旅マエや旅ナカに関わらず情報収集ツールとして活用されており、観光情報を充実させることで地域の訪問機会創出が期待されます。

Googleビジネスプロフィールへの情報連携も展開
また、日本観光振興協会が代理店として、「全国観光情報データベース」の情報を利用してGoogleビジネスプロフィールへの情報連携を行うサービスも展開します。
なお、Googleビジネスプロフィールとの連携は、システム上で同意があったもののみ行うということです。

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<参照>
公益社団法人日本観光振興協会:「全国観光情報データベース」がGoogleへの情報提供を行います!
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