日本フードサービス協会は5月26日、2025年4月度の外食産業市場動向調査の集計結果を発表しました。
4月はインバウンド需要が引き続き堅調で、客単価の上昇もあって、売上は前年を上回りました。
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この調査は毎月、協会会員社を対象として、新規店も含めた全店に関する調査を全国規模で実施し、業態別に集計しているものです。
インバウンド需要・客単価上昇で売上増
4月は比較的安定した天候で、春休みやお花見、大型連休などで人出が増えました。
また、4月の単月での訪日外客数が過去最高を更新するなど、インバウンド需要は引き続き堅調となっています。
さらにメニュー価格改定による客単価上昇が続いた結果、外食全体の売上は前年比106.0%となりました。
業態別:ディナーレストランでインバウンド需要好調
業態別にみると、ディナーレストラン業態は、花見シーズンとインバウンド需要により、都心部を中心に需要が引き続き好調。売上は前年比107.7%となりました。
ほか、ファストフード業態の全体売上は前年比104.4%で、特に春休みの家族需要とサイドメニューの好評や割安感のある商品への支持が続いている「麺類」が同110.3%と好調でした。
また、全体売上が前年比108.4%だったファミリーレストラン業態でも、割引キャンペーンなどで割安感を訴求した「中華」が同114.3%、食べ放題業態の好調などで「和風」が同110.8%と伸長しました。
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<参照>
一般社団法人日本フードサービス協会:外食産業市場動向調査 2025年4月度結果報告
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