JTB、2024年度決算発表 宿泊施設向け決済サービスの取扱額が過去最高

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株式会社JTBは5月23日、2025年3月期(2024年度)連結決算を発表しました。

売上高は1兆733億円(前年比99%)で、2期連続で1兆円超となりました。また、営業利益は149億円(前年比49%)、経常利益は166億円(前年比49%)、純利益は86億円(前年比39%)となりました。

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JTB、2024年度の連結決算発表

2024年度は、JTBグループの中期経営計画『「新」交流創造ビジョン』におけるフェーズ2の最終年度となっています。

世界の観光業がコロナ禍前の水準まで回復し、訪日外客数も過去最高を更新する中で、JTBグループは各事業で成長を遂げました。

  1. 訪日旅行はオンライン個人販売とツアー受注、第三国間旅行は欧米・アジアの市場拡大をとらえ、いずれも人流の回復を背景に、前年比を大きく上回り伸長。
  2. パリ2024オリンピック・パラリンピックや、大阪・関西万博など、国内外の国際イベントにおいて、関連事業や第三国間の取り扱いを拡大。
  3. グローバルDMCでの「世界発・世界着」の取り組み拡大や、グローバルビジネスソリューションでのMICE需要・訪日インセンティブ需要の拡大など、世界的な人流回復を背景に、グローバル事業が多角的に成長。
  4. 商事領域では、宿泊施設の高稼働により、消耗品・装備品の販売が好調に推移。決済領域では、旺盛なインバウンド需要により、宿泊施設向けのクレジットカード決済サービスや、オンライン決済サービスの決済額が過去最高を記録。
  5. 国内旅行は、物価高の影響を受けて前年比減となったものの、海外旅行は前年比増。

こうした各事業の成長に加え、2025年3月期は、ITシステムの刷新やDX推進など、幅広い分野への戦略的投資を行い、基盤整備を推進。営業利益は、計画比128%の149億円となりました。

2025年度は売上高1.3兆円目指す

2025年度は、中期経営計画フェーズ3「成長・飛躍」の初年度で、各事業のさらなる成長に向けた重要な年度と位置づけられています。

急速に変化する市場に適応して新たな成長機会を捉えるため、ビジネスモデルの抜本的な変革に取り組むとともに、経営基盤強化と事業の持続的拡大を推進するとしています。

JTBでは2025年度も将来に向けた先行投資を継続し、売上高1兆2,980億円、営業利益120億円を目指すということです。

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<参照>

株式会社JTB:JTBグループ 2025年3月期 連結決算概要

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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