訪日外国人向けプラットフォーム「byFood.com(バイフードドットコム)」を運営する株式会社テーブルクロスと、ホテルDXプラットフォームの開発・提供を行うWayfarer株式会社は、業務提携を開始しました。
今回の連携により、旅行者は滞在先から地域の食体験を英語で予約できるようになり、利便性の向上とともに、地域経済の活性化と国際的な社会貢献を両立する仕組みの構築を目指すとしています。
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「byFood.com」、宿泊者向けアプリ「Kabin Now」でグルメ体験を提供
byFoodは今回の業務提携により、Wayfarerが展開する宿泊運営プラットフォーム「Powered by Kabin」のデジタルコンシェルジュサービス「Kabin Now」において、食体験コンテンツの提供を開始しました。
地方の「食文化の価値」を届ける仕組みの展開を目指す
今回の業務提携の背景として、インバウンド客にとって「日本ならではの食文化への関心」が高く、体験型コンテンツの需要は拡大傾向にある一方で、地方の地域資源が適切に旅行者に届いていない状況があるといいます。具体的には、言語対応や予約手段、発信力といった課題が挙げられています。
こうした背景に基づき、byFoodはWayfarerの「Kabin Now」と連携して、旅行者と地域の食体験をシームレスに接続するプラットフォーム機能を強化。宿泊体験を起点に、食文化の価値を届ける仕組みを共同で展開するとしています。
今回の連携によって、Kabin Nowでは、料理教室や老舗職人の食文化体験、農村でのローカルフードツアーなど、その土地のグルメ体験をアプリ上から手軽に検索・予約できるようになりました。
訪日客にとって利便性の高い食体験の提供へ
byFoodは今回の連携を機に、地域の食体験を通じた観光価値の創出に向けた取り組みを一層強化するとしています。今後、宿泊施設や地域サービスとの連携を拡大し、インバウンド客にとって利便性の高い食体験を提供していく方針です。
またWayfarerの「Kabin Now」は、宿泊や体験、飲食にまたがるリワード機能の実装を予定しており、地域経済に貢献する仕組みとしての発展を目指しているといいます。

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<参照>
株式会社テーブルクロス:訪日外国人向けグルメプラットフォーム「byFood.com」、Wayfarerと提携し「Kabin Now」で極上グルメ体験を提供開始
【6/11開催】欧米豪インバウンドに刺さる!“地域にどっぷり浸かる”ローカルイマーシブ観光とは?
本ウェビナーでは、株式会社movと株式会社大阪メトロ アドエラの共催により、欧米豪向けインバウンドをターゲットとした「ローカルイマーシブ “地域にどっぷり浸かる没入体験”の提供」をテーマに最新情報をお届けします。
2025年大阪・関西万博の開催を契機に、欧米豪を中心とした訪日外国人観光客が関西を中心に日本全国に訪れる機会が急増しています。
一方で、地域の受け入れ側には「英語対応が難しい」「どう関わればいいかわからない」「コンテンツや訴求方法がわからない」「対応できる人材がいない」といった課題も多く、せっかく外国人観光客が訪れても、地元に経済的な波及効果が十分届いていないのが現状です。
本セミナーでは、大阪メトロ アドエラが展開する欧米豪向けインバウンド事業「Osaka JOINER」をもとに“まち全体でインバウンド受け入れるスキーム”を通じた、インバウンドに関わる人と経済のパイを増やすための可能性を紹介します。
観光施策、まちづくりに携わる方にとって、明日から活かせるヒントが満載です。
<本セミナーのポイント>
- 欧米豪インバウンドに刺さる「ローカルイマーシブ観光」の実践例がわかる!
- 多様な人材や事業者を巻き込む”まち全体”に経済効果を波及させる仕組みがわかる!
- 旅行者目線を徹底し、英語対応が難しくても、無理なくインバウンドを受け入れる方法が学べる!
- 旅行者満足度を獲得することで、マーケティング・プロモーションなど、広がる可能性がわかる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→欧米豪インバウンドに刺さる!“地域にどっぷり浸かる”ローカルイマーシブ観光とは?【6/11開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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