Googleは5月27日、AIを活用したGoogleマップの口コミなどの信頼維持に向けた取り組みについて発表しました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)AIを活用し不審なプロフィール編集を識別
取り組みの1つとして、AIを活用した詐欺防止が紹介されています。
具体的な活用方法としては、Googleが開発したAI「Gemini」を活用し、不審なプロフィール編集を識別する新たなモデルを開発しています。
1つの事例として、Googleビジネスプロフィールにおいて突然「カフェ」から「配管工」にカテゴリーが変わるような場合は、不正行為の可能性があるとしています。
このようなパターンを学習させた新しいモデルによって、今年すでに数千件の不審なGoogleビジネスプロフィールの編集をブロックしたとしています。
不正な5つ星評価を検出、AIでパターンを特定
もう1つの取り組みとして、評価を「買う」ことなどにより不正に5つ星評価を獲得することを防ぐ取り組みが挙げられています。
AIの活用によって、数か月前に投稿された口コミも再検証されるようになり、新たな不正使用のパターンを特定できるようになったとしています。
また、特定の状況下で不正が疑われる5つ星評価を削除した場合に、ユーザーに知らせるアラート機能が、米国、英国、インドで導入されました。
このアラート機能は2025年5月から順次、日本を含む全世界で展開する予定であるとしています。
アラート機能によって、ユーザーは不正なレビュー操作を行っている可能性がある場所を把握できるようになるということです。
2億4,000万件以上の口コミをブロック・削除
さらに、2024年に行った悪意のある虚偽コンテンツの防止や削除を行う取り組みとして、以下の成果を公表しています。
- ポリシーに違反する2億4,000万件以上の口コミをブロックまたは削除
- 7,000万件以上のGoogleマップ上の場所に対する編集のポリシー違反をブロックまたは削除
- 1,200万件を超える偽のビジネスプロフィールを削除
- Googleのポリシーに繰り返し違反した90万以上のアカウントの投稿機能の使用を制限
Googleは「Googleマップの有用性、信頼性を維持するため、今後もさまざまな取り組みと努力を続ける」としています。
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<参照>
Google Japan Blog:AI を活用した Google マップのクチコミなどの信頼維持に向けた取り組み
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