Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用して集客する方法|効果・メリット・注意点も解説

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Googleビジネスプロフィールには投稿機能があり、投稿機能を上手く活用することで、Googleの検索ユーザーに自社をアピールでき、集客につなげられます。

この記事ではGoogleビジネスプロフィールの投稿機能はどのようなものなのか、どのような情報を発信できるのか、利用するメリット・得られる効果などを解説します。


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Googleビジネスプロフィールの投稿機能とは

Googleビジネスプロフィールには、ブログやSNSのように自社の最新情報やイベントなどの情報を告知できる「投稿機能」があります。

テキストのほかにも画像、動画、サイト訪問者の行動を誘導するCTA(コールトゥアクション)ボタンも一緒に掲載できます。ここでは、Googleビジネスプロフィールの投稿機能について詳しく解説します。

Googleビジネスプロフィールの投稿方法

Googleビジネスプロフィールへの投稿は、パソコンやスマートフォン・タブレットからできます。

まずは、Googleビジネスプロフィールに登録しているアカウントでログインをし、Google検索画面で自店舗を検索し、管理画面を表示させます。

▲[Googleビジネスプロフィール 投稿方法 ホーム画面]:編集部キャプチャ
▲[Googleビジネスプロフィール 投稿方法 ホーム画面]:編集部キャプチャ

最新情報を追加をクリックすると、「最新情報を追加」「特典を追加」「イベントを追加」の3つの内容がありますので、その中から投稿できます。

▲[Googleビジネスプロフィール 投稿 種類選択]:編集部キャプチャ

▲[Googleビジネスプロフィール 投稿 種類選択]:編集部キャプチャ

次に、投稿する文章を作成・入力していきます。

「写真や動画を選択」をクリックすることで、画像をアップロードできます。

▲[Googleビジネスプロフィール 投稿方法 編集画面]:編集部キャプチャ
▲[Googleビジネスプロフィール 投稿方法 編集画面]:編集部キャプチャ

投稿文を入力したら、右下にあるプレビューを押し、内容を確認しましょう。

問題がなければ「投稿」をクリックし、投稿が完了します。

▲[Googleビジネスプロフィール 投稿方法 公開画面]:編集部キャプチャ
▲[Googleビジネスプロフィール 投稿方法 公開画面]:編集部キャプチャ

Googleビジネスプロフィールに投稿できる情報

投稿機能では、イベント情報のほか、キャンペーンやクーポンなどの特典情報を投稿できます。

「最新情報」では、店舗や取り扱い商品の最新情報を文章や画像・動画、ボタンリンクを利用して発信し、宣伝やアピールのために利用します。最新情報の投稿は、6か月間経過したあとは、アーカイブされます。

「イベント」では、店舗のイベント情報を文章や画像・動画、ボタンリンクで告知や宣伝が可能です。投稿時には、イベントのタイトルと画像、イベントの説明文ボタンに入れるリンクを入力します。

投稿期間は、1日のみのイベントの場合はイベント開催日までの表示ですが、数日間にわたるイベントで終了日を設定している場合は、終了日まで表示されます。

「特典」の投稿は、キャンペーンやクーポンの発行といった特典に関する情報を告知するために使用できます。文章と、画像や動画、クーポンコードやリンク、利用規約などを設定します。

関連記事:Googleビジネスプロフィールの投稿でイベントを宣伝する3ステップ、イベント宣伝のコツ4選も紹介

SNSとの連携で集客に繋がる

投稿機能で発信する情報は、FacebookX(旧Twitter)などでシェアできます。

▲[Googleビジネスプロフィール 共有画面]:編集部キャプチャ
▲[Googleビジネスプロフィール 共有画面]:編集部キャプチャ

SNSで投稿をシェアすることで、情報の拡散が期待できます。

より多くの消費者に自社や商品、キャンペーンなどを知ってもらうためには、このような積極的なSNSの活用が効果的です。

Googleビジネスプロフィールで投稿することのメリット

多くのユーザーに自社の宣伝ができるGoogleビジネスプロフィールですが、投稿機能を利用することでより集客につなげられるというメリットがあります。

Googleビジネスプロフィールで投稿することのメリットはどのような点にあるのか、詳しく解説します。

検索結果に影響を与えやすい

Googleビジネスプロフィールの投稿が検索結果に表示されるかどうかは、距離、知名度、関連性といった要素を総合的に判断するアルゴリズムによって決定されます。

自社の店舗を表示するためには、キーワードを考慮して投稿内容を考える必要性があるということを意味しています。

判断基準の1つである投稿頻度の項目においては、投稿を頻繁にすることでGoogleのアルゴリズムに常に最新情報を心がけるオーナーだと認識させることが大切です。そのためには、1週間に1〜2回の投稿が望ましいと考えられます。

Googleビジネスプロフィールの投稿は、店舗名が検索された際に表示される仕組みになっています。そのため、店舗を直接検索するユーザーにとっては、頻繁に情報を更新している店舗のほうが信頼性が高くなります。

ユーザーのアクションに繋がりやすい

投稿機能を活用することで、本日のオススメや実施中のプロモーションといったお得な情報をお客様にアピールできます。新商品や売れ筋商品の情報を発信し、顧客の興味を喚起することも可能です。

そして、開催予定のプロモーションやイベントの告知を投稿し、顧客の来店を促せます。

Googleビジネスリスティングから、顧客を予約、キャンペーンなどの詳細ページへの移動、オンラインショップでの購入、キャンペーンなどの詳細ページへの移動、メールマガジンの登録といった4種類のアクションに誘導できる点も大切なポイントです。

Googleマイビジネスの編集方法と集客効率化のためのポイント紹介

Googleビジネスプロフィールで投稿する際の注意事項

Googleビジネスプロフィールで投稿するにあたり、投稿に表示されない、投稿機能が使えないケースがあります。

加えて、投稿機能には文字数や画像のサイズに制限があり、その制限をクリアしなければなりません。投稿をスムーズに行うために、知っておくべき注意点を紹介します。

重要な内容は冒頭に

Googleビジネスプロフィールの投稿機能では、ナレッジパネルに表示される文字数はスペースの関係ですべてが表示されるわけではありません。

最初の70文字以降の文字は、投稿がクリックされることで表示される仕組みです。文章のみ、または文章+ボタンの投稿といった画像をしない投稿の場合は、ナレッジパネルで半角70文字以上も表示されるようになっています。

特にアピールしたい内容や重要な内容は、半角70文字以内に記載するなど、ナレッジパネル上に表示されるような工夫が必要です。

画像サイズの制限がある

画像のサイズにも規定が設けられています。画像をアップロードする場合は、最少解像度は250×250ピクセル、推奨解像度は720×720ピクセルです。

規定サイズに合っていない場合は、その旨のメッセージが表示され、画像サイズを合わせる作業も発生します。

まったく同じ内容の投稿はガイドライン上NG

毎回同じ内容をコピペして投稿している店舗や施設もありますが、ガイドライン上NGなので絶対にやめましょう。

投稿が否決されたり、ビジネスが停止されたりする可能性があります。過去と同じ内容を投稿したい場合は、文章表現を変えるなどといった工夫が必要です。

Googleビジネスプロフィールの投稿機能で効率的に集客を

Googleビジネスプロフィールの投稿機能を利用することで、ユーザーに自社をアピールでき、より効果的な集客ができます。

文字数や画像サイズの規定はありますが、既定の範囲内でひと工夫を加えることで、大きな集客効果が望めます。業態にもよりますが、予約投稿機能を有するサービスなどを上手く活用し、週に1度は情報を更新することを心掛け実践することでより効率的に集客を行えるでしょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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