SGホールディングスグループの佐川急便株式会社は、購入した商品を店舗から海外に直接発送する際に使用する送り状について、新たな運用を開始しました。
第1号として、5月から株式会社アルペンが運営するスポーツ用品店「AlpenTOKYO」で運用が始まっています。
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佐川急便、海外発送用の送り状で新運用 訪日客の利便性向上へ
5月より始まった運用方法では、訪日客が自身のスマートフォンで専用の二次元コードを読み取り、所定のフォームに荷物の送り先を入力することで、送り先情報を含んだ二次元コードが発行されます。
そのコードと商品を店舗のカウンターへ持参してスタッフに提示し、スタッフが処理すると、インボイス対応済みの送料が表示されて送り状が発行されます。なお入力フォームは英語、中国語、韓国語に対応しています。
これにより訪日客は、スマートフォンがあれば言語や文字に制限されずに、海外発送に必要なインボイス対応の送り状を作成できるようになります。また購入品を持ち歩く必要がなくなるため、観光地や公共交通機関での混雑、コインロッカーの不足といったストレスも軽減されます。
ほかにも、販売店舗スタッフの送り状発行作業も軽減されるため、店舗運営の効率化も期待されています。
同社は今後も、増加が見込まれる訪日客の利便性向上に寄与する物流サービスを開発・展開していくとしています。

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佐川急便株式会社:海外発送用の送り状をスムーズに発行
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