東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は6月18日、東海道新幹線「N700S」と在来線特急車両「HC85系」を追加投入すると発表しました。
インバウンドなどの利用増加を背景に、さらなる輸送サービスの充実に取り組むとしています。
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JR東海、東海道新幹線「N700S」と在来線特急車両「HC85系」を追加投入
JR東海は東海道新幹線「N700S」について、2027年度に8編成、28年度に7編成を投入します。2024年6月に発表した計画より、1編成ずつ増加しています。
追加投入によって、利用ニーズに合わせたさらなる弾力的な列車設定が可能となります。利便性向上に加えて、自然災害などの輸送障害時にはより機動的に列車を充当でき、早期の遅延回復にもつながるとしています。
また、N700S車両の一部の10号車には、半個室タイプの上級クラス座席が導入される予定です。
なお在来線特急「ひだ」や「南紀」で走行する特急車両「HC85系」についても、2027年度下期に6両が追加投入され、合計74両編成となります。これにより、利用ニーズにあわせたさらなる弾力的な増結や増発が可能となり、利便性が向上する見込みです。
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<参照>
東海旅客鉄道株式会社:新幹線車両(N700S)および在来線特急車両(HC85系)の追加投入について
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月前編】最新の「観光白書」公開!インバウンドに関わる政策の変更点を徹底解説 ほか
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