東京都大田区では、副業人材マッチングサービス「lotsful」と連携し、2024年度より、訪日団体旅行を対象とした体験プログラムの造成や販売戦略の支援に取り組んでいます。
2025年度においては、大田区内の事業者が自らインバウンド対応を推進できる「自走体制」の構築を目指し、より実践的かつ持続可能な支援に発展させるとしています。
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大田区、事業者のインバウンド対応を支援 自走体制の構築目指す
大田区商店街連合会と、パーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス「lotsful」は、2021年度より「大田区商店街課題解決支援プロジェクト」として、商店街を中心とした地域課題の解決に向けて、副業人材との交流を通じた取り組みを進めてきました。
2024年度からは、外国人の団体旅行者向け体験プログラム造成や販売戦略の立案、実行支援など、区内事業者のインバウンド対応を後押ししています。
そして2025年度は、これまでの取り組みの成果を踏まえ、地域事業者が自ら継続的に運営できる「自走体制」の構築を目指して、事業のさらなる深化を図ります。
より多様な事業者を支援対象とするため、商店街だけでなく、町工場などにも対象を拡大し、販売戦略の再設計に加えて、販促資料やマニュアルのブラッシュアップ、オンライントラベルエージェント(OTA)への展開支援など、実践的かつ持続可能な支援を提供します。
この取り組みの一環として、大田区は、販売戦略の立案や販促活動を担う副業人材を募集しています。稼働期間は8月1日~11月30日となる予定です。

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<参照>
大田区商店街連合会:大田区のインバウンド観光を強化!
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