クルーズ船「飛鳥Ⅲ」が新規就航 客室で日本各地の魅力を楽しむ「47都道府県プロジェクト」も実施

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郵船クルーズ株式会社は7月20日、34年ぶりの新造客船「飛鳥Ⅲ」を新規就航しました。就航に先立ち、7月11日には命名式も開催されました。

また一部客室クラスでは、飛鳥Ⅲを通して日本全国の魅力を伝える「ASUKAⅢ meets 47都道府県」プロジェクトも実施されています。

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新造客船「飛鳥Ⅲ」が就航

郵船クルーズにとって34年ぶりの新造客船となる「飛鳥Ⅲ」は7月20日に新規就航し、以降は「飛鳥Ⅱ」と2隻で運航されます。

飛鳥Ⅲはコロナ禍の2021年に建造契約の締結が発表され、ドイツでの約2年間の建造を終了後、2025年6月2日に母港横浜に到着しました。

飛鳥Ⅲの客室は、全室が大海原を一望できる海側にプライベートバルコニー付きとなっており、最高峰のラグジュアリーステイが叶う「ペントハウス」や「スイート」、「バルコニー」の3つの客室クラスが用意されています。

また化石燃料としては最もクリーンな燃料とされる「LNG燃料」対応のエンジンを搭載しているほか、日本のクルーズ客船で初となる陸上電源の利用などによって、環境負荷の低減にも取り組んでいるとしています。

飛鳥Ⅲのオープニングクルーズでは、横浜港を除く日本国内の30港に寄港し、2026年1月から5月までのクルーズについても発表されています。

▲「飛鳥Ⅲ」航行イメージ:郵船クルーズ株式会社リリースより
▲「飛鳥Ⅲ」航行イメージ:郵船クルーズ株式会社リリースより

「ASUKAⅢ meets 47都道府県」プロジェクトも実施

「ASUKAⅢ meets 47都道府県」プロジェクトは、観光名所のほか食や文化、工芸、アートなど日本各地の多彩な魅力を紹介するものです。

飛鳥Ⅲのスイートの中で最も客室数が多い「ミッドシップスイート」の54室のうち、47室に都道府県を割り当て、地域の銘品をウェルカムスイーツやドリンクとして用意するなど、宿泊者がその都道府県の文化や特産品を楽しめるようにするとしています。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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