京都バスのリアルタイム位置情報および混雑状況が、新たにGoogleマップの経路検索機能に反映されるようになりました。
これにより、Googleマップを主な検索手段として利用する訪日外国人観光客も、バスの現在位置や混雑状況を確認しながら経路を検討できるようになり、さまざまな観光スポットへのアクセスがより円滑になることが期待されます。
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公共交通事業者やICT事業者など、155団体（2025年8月5日現在）で構成される「公共交通オープンデータ協議会」は8月5日、公共交通オープンデータセンターを通じて、京都バス株式会社のバスロケーションデータ（位置情報）を公開したと発表しました。
このデータがGoogleに提供されることにより、京都バスのリアルタイムな位置情報や混雑状況が、Googleマップの経路検索画面に表示されるようになります。
これにより、訪日外国人などのGoogleマップを利用する観光客が、リアルタイムの位置情報を活用した経路探索ができるようになります。さまざまな観光スポットにアクセスしやすくなることで、インバウンドの利便性向上につながることが期待されます。
今回導入されたバスロケーションシステムには、NECネクサソリューションズ株式会社が提供する「バスナビゲーションシステム for SaaS」が活用されています。同システムはすでに多くのバス事業者で導入実績があり、今後は複数の事業者のデータを順次オープンデータとして公開していく予定です。
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＜参照＞
公共交通オープンデータ協議会：京都バスのGTFSリアルタイムデータのオープンデータ化とリアルタイム位置情報および混雑情報の Google マップへの掲載について
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