訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は、家電量販店3ブランド(ヤマダデンキ/ケーズデンキ/ジョーシン)に寄せられた口コミを調査しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。

調査結果(抜粋)
本調査は、家電量販店3ブランドに寄せられた口コミ8万7,080件を対象に行いました。
- ヤマダデンキ(株式会社ヤマダデンキ):765店舗
- ケーズデンキ(株式会社ケーズホールディングス):445店舗
- ジョーシン(上新電機株式会社):164店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
1店舗あたりの口コミ数が最も多く、平均評価が最も高いのはともに「ヤマダデンキ」

こちらの散布図では、調査対象3ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数が最も多いブランド、平均評価(★の数)が最も高いブランドはともに「ヤマダデンキ」で96.9件、★4.64でした。
レポートをくわしく見る(無料)「ケーズデンキ」「ジョーシン」ではキーワード「案内」のポジティブ率が低い結果に

こちらの表では、調査対象3ブランドにおける、「接客」「料金」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:店員 >
キーワード「店員」のポジティブ率は3ブランドに共通して低い結果となりました。実際の口コミでは、店員の接客態度や商品知識の有無に言及するものが多く見られ、評価のポイントであることがうかがえます。
< キーワード:案内 >
「ケーズデンキ」「ジョーシン」ではキーワード「案内」のポジティブ率が低くなっています。「商品の場所を聞いても案内してもらえなかった」「案内時の接客態度が良くなかった」といったネガティブな口コミが寄せられていました。
レポートでは他にも、「日本語・外国語口コミ評価の差」などについて分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
外国語口コミ比率が最も高いブランドは「ジョーシン」

こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。
3ブランド平均は1.4%と、外国語口コミの比率は低いスコアとなっています。外国語口コミ比率が最も高いブランドは「ジョーシン」で8.7%でした。
レポートをくわしく見る(無料)「ジョーシン」の外国語評価が日本語評価を1.10ポイント上回る

こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの「日本語口コミの平均評価」「外国語口コミの平均評価」を表しています。
日本語評価よりも外国語評価のほうが高い傾向にあるなか、「ヤマダデンキ」では日本語評価が外国語評価を上回る結果となりました。
一方、外国語口コミ比率が最も高い「ジョーシン」では外国語評価が日本語評価より1.10ポイント高く、言語による評価の違いが顕著です。
レポートでは外国語の口コミを集めるメリットについて詳しく解説しています。ダウンロードしてご覧ください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
レポートをくわしく見る(無料)調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2024年8月1日〜2025年6月30日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:8万7,080件
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
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