ANAグループは8月19日、2025年度下期の航空輸送事業計画について一部変更すると発表しました。
ANA国際線の運航便数を前年同期比106%に増加するほか、Peachでも台北(桃園)線を増便します。
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ANA、2025年度下期の航空輸送事業計画を一部変更
ANAが発表した2025年下期の航空輸送事業計画によると、国際線の運航便数が前年同期比106%と増加する一方で、国内線は前年同期比で99%を維持します。
国際線:前年同期比106%に
ANAの国際線は、運航便数が全路線で前年同期比106%に増加します。
成田~香港線を10月26日から週3往復増便し、2026年3月28日まで週7往復とするほか、羽田~香港線も12月1日から週7往復増便し、2026年3月28日まで週14往復となります。
そのほかにも、成田~パース線、成田~ムンバイ線、成田~ブリュッセル線も増便されます。
Peachは、成田~台北(桃園)線を2026年1月1日から週7往復増便して、2026年3月28日まで週21往復で運航します。また関西~台北(桃園)線では12月26日から31日まで6往復増便し、週27往復で運航します。
AirJapanは、引き続き成田空港から3路線(成田~バンコク・シンガポール・ソウル)を運航し、旺盛な訪日需要を取り込みます。
国内線:前年比99%を維持、ビジネス需要の回復遅れも
国内線の運航便数は前年同期比で99%を維持し、好調な羽田~札幌、福岡線などで増便します。一方で小松~羽田線は半減の2往復とし、富山~札幌線で期間運休を設けるなど減便や運休も設定しています。
同社は国内線事業について、コロナ前と比較してビジネス需要が回復しておらず、費用も増加していることから、利益の創出が厳しい状況にあるとしています。
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